WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

3 目くるめく「ステージ」

2006-08-03 | クラブ活動時代
私は、ママと面談の後に、(たぶんその日の夜だったと思う)お店の開店数十分前に、見学させていただくってことで、お店を訪問させていただきました。
…といっても、開店時間にさしかかるし、お店で実際にホステスさんたちが動いている様子も見学させていただけるってことで、私は、変則的にせよ、一応「お客」としての装いで行かなくちゃ、、、ってことで、スーツ選びも、ワケわからないなりにも真面目に考えたわよぉ~。
カウンターが5席、テーブルが7~8席だったかな~~ そして、アップライトのピアノがあって、印象としてはふつ~~~でした。
落ち着いたお店ではあるけど、特別に「高級」って感じもしないし。でもさりげなく品位はあるのかなー。
とにかく、「クラブ」なんて全然知らないので、比較のしようもなく、、、

そこへ、ホステスの女の子たちが、次々と出勤してきて、カウンターで並んで待機。
彼女たちの装いも、殆どがスーツ。「品の良さ」と適度な「華やかさ」を醸し出しているのでありました。でも、カウンターで会話してる彼女たちは、ホントにふっつぅ~~の女の子なんだよね。カレシの話や、ディズニーランドの話や、コンビニ弁当の話をしてる、、

そこへ、最初のお客さま登場。
3人ぐらいだったかな~~
すると、ママは、お店でいちばん広く使えるテーブルをご案内して、カウンターで待機している女の子の中から、3~4人を選んでテーブルに着くように指示。
「いらっしゃいませ~」と、彼女たちは、お店のマッチを手に、にこやかに席に着いて、お客さまのオーダーをお聞きし、ホールの男の子が素早くボトルや、水割りのセットを用意して、さささっっっ…とホステスさんが水割りを作り(自分のぶんも)
「いらっしゃいませ、いただきま~~す!」といって、宴が始まるのです。

シロウトの私には、これがほんとに、目くるめくステージに見えました。
とっても華やかで、お客さまたちが、この店に女の子との楽しい宴を求めてやってきてるんだな~~っていうのが、もうこれだけで、十分すぎるほどわかりました。
…と同時に、さっきまでカウンターでフツーの女の子だった人たちのプロフェッショナルぶりにもびっくり!!
そのテーブルは、ほんとに楽しそうに、パーティーのように、きらきらとゴージャスに光り輝いて見えましたもん!!

どんな仕事でも、どんな職場でも、そこは働く人にとって「ステージ」なのだと思います。でも、それを意識することって、殆どないかも。自分は、「パフォーマー」であるか、「お客」であるか… そのどちらでもない、あの時の「見学者」の私のような立場でしか見えないものってあるのかも。

私、ホントにこんな世界に入っていけるんだろうか…???

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする