WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

「ふじ丸」花火クルーズ

2008-07-27 | 光と風と旅


お仕事の依頼をいただきました。
豪華客船「ふじ丸」の船上でのLIVE。
広島の花火大会を、海の上からから鑑賞して、1泊2日のエンターテイメントを楽しむ…という企画。
ありがたいことに、Takも連れていっていただけることになって、親子でとっても楽しくてゴージャスな船旅を体験させていただきました。

「国際遠洋級客船」、こんなことでもなければ、一生乗ることはないと思われます…
このワンナイト、エキサイティングな体験を、いったいどのカテゴリーで記事にしようか迷いまくりましたが、ひとつにまとめるのは無理!!
本日より、連載とさせていただくことにしました(^_^;)


さて!


「ふじ丸」は、わかりやすーく書くと、40階建てのビルを横にしたような大きさの「海に浮かぶホテル」。

朝4時に起きて、Takをたたき起こして、電車と車を乗り継いで広島五日市港から乗船。「スタッフ」ですからお客様の乗船の何時間も前に乗船して、リハーサルなどやるのです。
それでも、炎天下の岸壁から一歩「豪華客船」に踏み込むと、そこは別世界♪♪




このエントランス、タイタニックの世界でしょ。
夜のLIVEが終わったときに、熟年ご夫婦が中睦まじくこの階段で記念撮影してました。いいな~いいな~~、、私は独りですけど、Takに撮ってもらいました。

私たちは、「スタッフ」なので、一般のお客様と行動がズレています。
たとえば、お客様たちを集めて、オリエンテーションを行っている間や、お客様の食事の時間は、最上階デッキのプールは貸切状態。小さなプールですが、玄界灘の海水を汲み上げているという…大人でも足が届かない「浮かんで漂う」異空間。

  


上を向けば空、横を見れば海、船の最上階のプールで、2人っきりで気侭に過ごす…

シャバは、過酷に暑い日々ですが、この炎暑も船上では潮風に包まれて「盛夏」を満喫できます…


Takが素敵に撮ってくれた♪



海を眺めながらのお風呂も貸切状態。
静かな瀬戸内海は、夕陽で一面オレンジ色に光っていました…

この景観を独り占め…いや、二人占めにしているって…なんて贅沢な時間なんだろう、、
Takも3年生になったので、一緒に銭湯や温泉にいけなくなってしまった(T_T)と嘆いていたけど、貸切状態なので、一緒にのんびり♪
いや、Takはあばれてましたけど(*^_^*)

そして、メインイベントの花火大会ですが、お客様は、ディナーを済ませてデッキに出て鑑賞するのですが、その時間が私たちスタッフのディナータイム。
花火は見れないなー残念…さっさと食べて、デッキにいくしかないなーと思ってたけど、ラッキーなことに、窓際のテーブルで、しっかり鑑賞できました。
東京のあちこちで開催される大きな花火大会には、何度もいきましたが、これまで見たどの花火大会より綺麗でした。とってもアートな感じだったのでした。

全国の名花火師さん達の競演だとか??
特に、海の上に孔雀が羽を広げたような、特大の半円の花火…きれいだったなあ…
海面すれすれなのよ。すごいのよぉ~~!!
それに、色も、白い光の中にグリーンやブルー、紫などの寒色系が散りばめられた、
華やかだけれど涼しげな色彩のものが特によかったわ♪

これを、船上で、フルコースディナーをいただきながら鑑賞できるなんて、、、
素敵すぎて言葉にできません…

Comments (6)
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