WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

金婚行進曲♪

2008-08-09 | 人生妙なり

今月末の東京往復のチケットを買いました。
しかし、「夜行高速バス」のチケットです(^_^;)
ビンボーなもので、いちばん安い方法でいって、そのぶん、食べたり、遊んだりに気合いをいれようと…
新幹線がいいと贅沢をいう(って、それが普通ですが)Takを、「2階建てバスよ」と言いくるめて…(^_^;)

しかし今回の主たる目的は、「レコーディング」です。

レコーディングといっても、フラミンゴがスタジオに一堂に会して「せぇの!」でやるんじゃないのよ。
私はヴォーカルのみのレコーディングをやるのです。

パートごとに録音したら、あとはエンジニア&テクニカル・マネージャー:カッシーにオマカセ♪

なんて楽チンなことだ! あと私がやることは、CDを「売りまくる」ことです!!
あっもちろん、ジャケットデザインなどなどもやります。

もぉしつこいんですが、いつもいつも頼もしい、いとしのカッシー♪♪♪
これからも頼りにしてます、いつまでもパートナーでいてね♪♪♪♪



閑話休題。

カッシーのお父さまは88歳とのこと。

お父さまはこれまでに2度「脳梗塞」で倒れたそうですが、復活を遂げられ、今でもお元気で、お1人でパチンコに行ったりなどして遊ぶほどに回復されていらっしゃるそうです。

これまでにも何度か書いてきましたが、カッシーとは、よく「オペラシティ」でランチビールをしました。そのときの話題は、「政治、育児、介護」…などなど。いったん音楽を離れると、このあたりで盛り上がってしまう私たち(^_^;)

カッシーはお父さまと二人暮しですが、2度目に倒れられたときは、さすがにこの先だいじょうぶなんだろうか…と、メンバー一同とっても心配してました。
でも彼はいつも淡々と現況を語ります。
状況を的確に判断し、情報を集め、処理する能力が優れまくっているんだろうな~~

カッシーの話を聞いていていつも感心するのは、彼はスタンスとしては、お父さまを「放っておいている」ってカンジなのよね。それがきっとご本人のリハビリにも役立っているのでは…という気がします。
「放っておく」といったって、入退院、介護認定、リハビリ、ヘルパーさんの要請、何をとっても放っておけるワケはないのです。その要はきちっと締めながら、父と息子の、この距離関係を保つことが、お父さまの回復、自立にとても好結果をもたらしているのではと…

脳梗塞で2度めに倒れたら、かなりの人は、脳や身体のあちこちの機能を失ってしまうという先入観が私にはありました。
カッシーのお父さまも、退院されるときには、記憶の糸がブツブツと切れて、「コレとコレとコレを順番に積み重ねる」という作業もままならなかったそうです。
言語と行動が繋がらない状態から、1本1本の記憶の糸を結んで「元気でパチンコにいく」までに回復できたというのは、お2人が都内に住んでいて、公共交通機関を利用して最前線のリハビリを受けられる施設に通える…という状況に恵まれていたからだと、カッシーは言います。
私の記憶では、カッシーは毎回車で送り迎えするわけにはいかないので、自分でバスに乗って行けるところを捜したとか…
複数の有名人も通っているとか…(現在詳細をご本人に取材中)

同じ日本人でありながら、地域の格差、等しく医療を受けられない現状。
これもまた、考え込むところですが…
でも、世界に目を向ければ、私たちにとっての「当たり前の医療」から遥か遠いところにいる人たちのほうが圧倒的に多い。
何をもって「恵まれている」とするのか、これはどの視点に立つかによっても全く異なってくる問題です。
(このことに関しては、また機会を改めて書きます、悪しからず)


ところで、80代でも90代でも、「余生」ではないと私は思います。
辞書で調べると、「盛りのときを過ぎた、残りの人生」だってさ。
ほな、あたしは今、「盛りのとき」か!?!?
私、「余生」は、最後の3日でいいわ。ベッドで静かに自分の人生を省みるのは…
それまでは、ひた走り、疲れたら歩き、ヨレヨレしながらやっぱり明日に向かって前へ進みたいなーー。

今日は、めちゃくちゃ話があちこち飛躍しますが、
最近、結婚20周年、25周年…迎えられた方が私の周りにたくさんいらっしゃいます。
私はね、「金婚式」を盛大にやるっていうのが憧れなのよ。
あたしはもぉ~絶対無理ですが、、、
いや、50歳で結婚して100歳まで生きたら可能か!?!?
ブライダル産業、「金婚式」マジで企画しろよ!
20代30代で結婚した夫婦が、50周年を迎えるって、スバラシイことじゃないのよ。
誰にでもできることではありません。
子供達を社会に送り出し、子宮筋腫、肝炎、白内障、癌、脳梗塞、夫婦それぞれ、いろんな病気も克服して、元気で50周年を迎えられるなんて、人生の最高の勲章ではないですか!
結婚式にご招待したお客様、それから年月を重ね、ご縁のあったたくさんの方たち、
たくさんご招待して、盛大に催してほしいわ。

私は、「金婚行進曲」なんか作曲して、世に残そうかなーーー
マジよ…




Comments (6)
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