goo blog サービス終了のお知らせ 

WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

特選うどん遍路・手打ちうどん 根っこ

2012-07-04 | 美味礼讃


特選うどん遍路・手打ちうどん 根っこ




讃岐うどんのお店というのは、香川県下に溢れかえっている。

安い!ウマイ!

私はお蕎麦も大好きなのですが、、、ってゆーか、どちらかといえば、お蕎麦派なのです(コソコソ)
しかし!ありえない安さ。お蕎麦の半額以下!!ってゆー値段で、県下の各店が鎬を削っているのです。
そんな中で、どんな特色を出して勝負していくか…コレは本当にシビアな問題なのであります。

このオーナーさんが、にこにこと優雅な笑顔でご紹介されているうどんは、私も食べたことがあります。
ウマイです。
しかし、「さぬきうどん」はウマイのが当たり前。
優雅な笑顔の裏には、妥協を許さぬ、スタッフ一同、日々限界に挑む!みたいなところでのチームワークというのがあるのです。

県外からうどんを求めて訪れる人が大勢いるとしても、日常的には、ランチタイムを主とした常連さんをどれだけ集めるか…ということなのではと思います。

常連さんが毎日飽きないバリエーション、、、
お寿司、天ぷら、うどんの具、、、
これらも、スタッフのたゆみない努力によって成り立っています。
ほんとに、それぞれのお店のスタッフが日々切磋琢磨していかなくては、讃岐うどんの店は成り立っていかないであろう、、、


そして肝心要のうどんはね、すべての工程において、妥協が許されないのであります。

私がかつて、うどん店でアルバイトをやっていたときは、盛り場というポジションでは、麺を温めて湯を切って丼に入れるというだけでした。
全工程の最後の一割…って感じ?
けれども、この「湯切り」だけでも、出汁が薄くならないように、ぬるい麺を出さないように、たったの4,5秒の攻防なのであります。
「湯切りが甘い」と厳しく指摘されました。
「一期一会」のさぬきうどん店…いえ、他の飲食店も、すべて、数秒の勝負なのであろう…

ここにアップした動画は、他にもシリーズでいっぱいあって、特にこのお店がイイ!というわけではないのです。
本当にさぬきうどん業界って厳しいと思います…
でも敢えて「根っこ」にしてみました。


スタッフのみなさん これからもがんばってくださいね!

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする