昨日はヘルパーSYOさんが来てくださり、整形外科を受診して、診断書を「スーパー」に提出して、近所でランチして、ダイソーで割れたグラスの補充をして、銭湯にいってきました。
これだけのことをやるのが、とっても億劫。
とにかく、行動がのろのろなので、駐車場から建物まで50m足らずを歩くのも「のろのろ」でもどかしいし、
スーパーや、お店の中でもてきぱきと思うように移動できないのはストレスだし、、
健常者の人と同じペースで行動できなくて、迷惑かけたくない、心配されるのも申し訳ない…と思ってしまうのは、A型だからか!?(^_^;)
その前に、なにより、出かけるときの着替えや準備がものすごくが億劫。
整形外科では、レントゲンを撮ったところ、まだまだ骨はくっついてないし、ギプスが外れるには、2週間以上かかるし、
その診断書を職場に持っていったら、各種休職関係の書類を提出するためにまた行かなきゃいけないってことだし、、、やれやれ。
家にいるときはなんとも感じないけど、外に出ると、怪我の身に、どことなくどんよりしている自分がいるのです。
高齢者で、足腰などの痛みや衰えを抱えている人って、きっとこんなだろうなぁ…と、ふと思いました。
それでついつい、家に引きこもってしまうのかも。
私は、SYOさんがいなかったら、きっとめっちゃ引きこもりになってしまうだろうな。
あまり歩き回るのも、骨折にはよくないんだけど、
家で引きこもってるのは、絶対精神的に老化しちゃうよ。
私はギプスが外れたら、元の生活に戻れるけど、もっと高齢者の方は、自分の身体が当たり前のように思い通りに動かせた若い頃には戻れないのだ、、
私とて、身体のあちこち、いろいろ問題点が増えている途上なワケなのだし。
だんだん自分の思い通りにならなくなっていく自分の身体と付き合っていくのは大変なことだろうな。
ちょっとスーパーの買い物ぐらいは車で1人でいけるのだけど、昨日、入り口付近がいっぱいなので障がい者用駐車場に停めさせていただこうと思ったら、
各駐車スペースの真ん中にどーんと「ここは、障がい者専用の駐車場です 香川県」みたいなたて看板みたいなのが置いてあるのよヽ(`Δ´)ノ
なんだコレは!
いったん車を停めて、車から降りて、この看板をどかしてから入れなきゃいけないってこと!?
夕刻で混み合ってる駐車場で、そんなめんどくさいことやってたら、他の車の迷惑になるじゃないの。
ドライバー本人だって2回乗り降りしなきゃいけないんだよヽ(`Δ´)ノ
何考えてんだ香川県は!?
結局私は、入り口から遠~~~~~いところに停めて、のろのろと歩きました。
ドライバーのマナーの悪いことで有名な香川県人、健常者も障がい者用スペースに平気で停めるから、ただでさえ予算がないのに、こんなものを作るのに税金を使ってるのかと、憤慨してしまったよ。
(さすがにこの件は、他のお客様からクレームがあったらしく、翌日には、「香川県」の看板は、車止めの向こう側に移動されてました)
…また別の話だけど、整形外科での出来事。
私が受診して、足のレントゲンを撮っていただいて、結果待ちの短い時間に、Takが通っていた小学校の6年生の男の子が、足からダラダラと血を流しながら、近所のお友達のお母さんという方に伴われて来た。
その子は、下校途中、友達と鬼ごっこだかなんかをしてて、他人の家の庭に入り、犬に噛まれたとのこと。
犬はリードを付けており、繋がれていたけど鎖がものすごく長くて、逃げる男の子に飛び掛って噛み付いたのだとか…
こんな場合、学校にも、犬の飼い主にも、責任はないのでしょう。真っ直ぐに家に帰らなかった「アンタが悪い」ってことで、、
まずは看護師さんが処置室で血を拭き取ったり洗い流したりしたらしいけど、その時点で、男の子は、実際の痛みより視覚的にショックだったらしく、「もうダメ、もうムリ!」と叫んでいました。
さらに、噛まれた傷は深かったようで、「縫わなイカンかも」などど看護師さんが言ってるのを聞いた男の子は、ビビりまくり、トイレに逃げ込んで鍵をかけて、閉じこもってしまった。
(実際は、犬に噛まれた場合、縫わない。まずは、傷口に麻酔注射をして、傷口の深くまで洗浄するそうです。これもまたキモチワルイけど。)
このあたりで、学校の養護の先生がいらして、付き添いの、お友達のお母さんは、事情を説明して帰っていった。
さて、これから、トイレに閉じこもってしまった男の子の説得が始まるのであります。
看護師さんと養護の先生で、いろいろ宥めたりすかしたりしてるようなんだけど、
男の子はあまりにも頑なで、何をいってもダメなので、私が帰る頃には、先生と看護師さんは
「アンタ、6年生にもなって、その態度はイカンやろう。ここのトイレは、家のトイレと違って、他の患者さんも使うんや。」
などと、脅し、叱る方向へと展開していた、、、
犬に噛まれて血をだらだらと流しながらやってきた男の子は、最初、妙に無表情で、ショック状態だったんだろうなと推察されます。
そして、自分の傷口が、血を拭き取ったら、とってもグロかったので、さらにショック、しかも縫うとか、狂犬病とかっていうやりとりを聞いていたら、逃げ出したくなるのは当然だよね。
でも、たぶん周りは「アンタが悪い」から始まって、痛い処置も「自業自得」というスタンス。
私は、養護の先生が、トイレに閉じこもっている男の子を𠮟っているのを聞きながら「それじゃーダメじゃん、ますます出てこないよ」と思ってしまったよ。
じゃあ、アンタならどうする!?
……
まずは、いったん、一切呼びかけをやめる。5分も経てば、彼は逆に不安になって自分から出てくるかも。
沈黙の5分は長い。
それでも出てこなければ、ドアをノックする。
彼は、他の患者さんがトイレを使いたくて来たのではと思って、鍵を開けるかも。
それでも出てこなければ、また時間をおいてから、ノックして、初めて話しかける。
とにかく、動転している彼には自分で考える時間が必要なのだ。
トイレを使いたい患者さんには、女子トイレを順番にご利用いただけばいいのだ。
病院は、嫌がる患者に無理やり処置をすることはしない、すべては、本人の意思を尊重することを伝えて、
このまま帰りたいなら帰ってもいい、自分で考えて好きなようにしていいんだよ…
そして、彼が自分の意思で出てきたときに、さらにこれからの処置について、きちんと本人に納得できるように説明してあげるべきだ。
コレが人間の尊厳だろー。たいしたことじゃない。でも、養護の先生は、病院にご迷惑をかけてはいけないと焦ってるんだろうな。
…と私は思ったのでしたが、
時間の事情で、私はこの男の子に全くかかわることができなかったので、何もエラそうなことをいう資格はありません。
Takと1年しか違わない、彼の気持ちは、あまりにもよくわかったのに、、、
トイレの鍵なんて、外から開けられるし、あの様子だときっと無理やり開けて連れ戻し、しかるべき処置をしたと思われます、、、
(素材はこちらよりお借りしています)