WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

瀬戸芸2019 女木・男木1

2019-05-10 | 瀬戸内国際芸術祭






GW10連休、私には全然カンケイないよと、わりとフツーに仕事をしていたところ、突然最後の2日間になって、息子が帰ってくることになった。
しかも、瀬戸芸に行きたいと。
19歳の息子とその母が2人で瀬戸芸に行くというのは、結構特殊なケースな気がする、、、









20世紀の回想  禿鷹墳上








で。 行った。
女木島 男木島。
息子にとってはどちらも初めての島。
(嘗て瀬戸芸では、豊島と直島にはSYOさんと3人で行った。大島には初回、母と2人で行った。)


そーなると、まず女木島は、バスに乗って洞窟まで行かないとね。鬼が島伝説の洞窟。



ここが洞窟の入り口




今回は、洞窟の随所に、大量の「鬼瓦」が展示されていました。県内の中学生による作品とのこと。
その中で息子の目にとまったのは、顔が「クロス」の作品。
息子の視点で鑑賞するって、かなり新鮮、超新鮮。





この他にも随所におびただしく「鬼瓦」が展示されていたのですが、先を急ぎ割愛とさせていただきます。

洞窟を出て、頂上を散策。女木島から見る屋島と八栗。これも息子にとっては初体験…ってことで、なんか私も心に新鮮な風が吹くよ。







山から下りて、「家船」(えぶね)という作品を見ました。
東南アジア一帯では、定住せず、一生の殆どを船で暮らす人々がいたとのこと。
しかし、その船がある島に漂着し、定住することとなった…ことを想定した作品なのだそうだけど、
これに関しては、その後、沙弥島、四国村…でもほぼ同じテーマの作品と出会って触れ合ったので、後ほど全部まとめて書きたいと思っています。


一部画像のみ掲載。









さて。いよいよ。
本日のランチは、TAROさん監修の「瀬戸内ガストロノミー」
TAROさんとは6年前に沙弥島で出会いました。
これがその時の「島スープ」





千年前からある食材だけを使ったものとのことでした。味噌や醤油はありません。



今回は、女木島周辺で採れる野菜や、海の幸…などの食材を使った「食のパフォーマンス」とでもいうのか。
まずは席に着くと、クラフト紙に包まれたモノが。





何が始まるのだろう?…とワクワクします。
TARO氏登場。




本日の食材の説明、そして、これからマヨネーズを作ります、三木町でとれたての卵で作ります…との説明をお聞きしながら、クラフト紙を開ける。
鮮やかな島の幸。
そして、できたてのマヨネーズが供される。ふんわりとして、風味が際立ちます。






続いては、女木島の風でセミドライ状態にしたというポーク。
肉に「風通し」するとな、、、
とってもデリケートな味わいでした。






さいごは、桜の木でスモークした鰆(さわら)のお寿司。実際に桜の木をスモークしてくださり、香りを嗅ぐ演出もありました。
懐かしさと新鮮さが混ざり合って、とってもよかった。
すごく美味しかった。あまり語りたくない。







オマケはコレ





…てか、オマケじゃないし。
レアンドル エルリッヒ氏への敬意。
最後まで、こころゆくまで堪能させていただきました。



息子と2人瀬戸芸、まだ続くんですが、とりあえず、今回はここでひとまず締めさせていただきます。






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