WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

瀬戸芸2019 沙弥島

2019-05-17 | 瀬戸内国際芸術祭





毎回春会期限定の沙弥島に行ってきました。

沙弥島は3度目の訪問。
島といっても、1967年に埋め立てにより陸続きとなったとのこと。ですので、車で気軽に行けます。もう春会期、来週末で終わりますので、ぜひ訪れてみてくださいね!

今期はとってもよかったです♪♪

実はどこの島でも「今回はイマイチだったな~~」ということもナニゲにあります。
前回は私にとってはイマイチだったのです。初回があまりにも素敵すぎて、、、、
でも、それは人それぞれの感性なのですから…

しかし私としては、個人的なブログなので、個人的な感想やレポートを書かせていただいています。


沙弥島は、瀬戸芸の作品だけなら、2、3時間でまわれるところ。
それに、柿本人麻呂万葉散策コースや、瀬戸大橋記念記念館、記念公園、東山魁夷せとうち美術館などもあわせて訪れると、1日コースで堪能できます。
初回ご訪問の方にはゼヒともオススメです。
瀬戸大橋記念館では「ブリッジシアター」という大型全天周映像で、様々な番組を楽しめますので、あらかじめ観てみたい番組をチェックして行くことオススメです。


それらにはもう行ったよ…という方で、さらにパスポートをお持ちの方には、屋島の四国村とセットでの訪問がオススメです。
私たちも、今回はそのコースで堪能しまくりました♪



まずはここでお弁当タイム



沙弥島のトラフグ弁当



その他、うどんやおでんも販売していますが、みなさんコレ目的の様子。沙弥島ではトラフグの養殖をしてるって、、、知らなかったな~





「そらあみ<島巡り>」五十嵐靖晃  (お友達の亜希子ちゃんから拝借しています)



この「そらあみ」は、瀬戸大橋で繋がる5つの島で漁師や島の人たちと漁網を編むワークショップを開催して、会期ごとに新しく制作されているのだそうです。
海や空の色によって見え方が変化します。
何気ないようだけど、大勢の海にかかわる人たちの想いが結ばれている作品だと、、回を重ねるごとにこの素晴らしさが心に染み渡っていきます。



「大岩島2」大岩オスカール 












前会期では、小豆島に展示されていたこの作品。
所かわれば、そして3年経てば、全く違うものに見えるのは何故だろう?
自分の心の在り方が変わっている…
それから、作品を味わって楽しむ余裕…というか、「ゆとり」がかなりある、、、

2016瀬戸芸 土庄港周辺の記事

3年前、小豆島で同じ作品に遭遇したときの記事です。ご興味のある方はどうぞぜひご覧ください。大岩オスカールさんの制作風景の動画もアップしてます。
この記事にも書きましたが、2010年に「大岩島」という作品が、男木島の旧公民館の建物で展示されましたが、会期中に火事で消失してしまいました。
それでも、3年後の2013には精力的に続編をお描きになっている。
しかも、ドームになっていて、絵の中に入れる!!


続いては、旧沙弥小・中学校の中のインスタレーション。
これがとっても素晴らしかったのですが、画像はほとんどありません。






…あとはヒミツ…ってことで、実際に訪れてご堪能ください。



「瀬戸大橋の白い直線と緑の丘の対比」 ターニャ・プレミンガー



ところで、私は今回、このなだらかな斜面を上りきることができず、直前で挫折しました。ガーンガーン( ̄_ ̄|||)
前回まではな~~んでもなかったのに!!
交通事故でムチウチになって、三半規管にダメージを受けたり、浴槽で転んで頭を強打したり…と、まあなんかそういうことなのだと思う、、、
もう私はお山には登れないだろうなあ~~

でも、こんな私でもSYOさんは「バカだね~」とかいわず、心配して労わってくれるところがホントに嬉しいし、すごい人だなあ…と思う。



ヨタの漂う鬼の家




現在製作中



漂海の民、「家船」に暮らす人々については、女木島でもテーマになった作品がありました。
大変興味深いです。これに関しては、また別途、お勉強してレポートしたいと思っています。

この後、私たちは屋島「四国村」へ移動しました。
1年余り前にも、「四国村」の建築や、安藤忠雄氏については、建築家macotoさんにふっかぁ~~く解説していただき、息子とSYOさんと4人で、濃~~いときを過ごしましたが、
再訪して、またまた楽しくお勉強になり、認識が少し深まりました。


ってことで、次回は沙弥島からの四国村。お付き合いくださいね。





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