ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

サッカー.ミヤマアカネ.ツメレンゲ

2008年10月16日 | 生き物 自然


「ウズベキスタン」相手にホームで1-1というのは、
ちょっと情けない。
上背のある連中に守りを固められると、途端になす術が
なくなる日本。
これでは、同じようなタイプで、更にレベルの高い「オー
ストラリア」が相手だったら、もう話にならないとい
うことになる。
「大久保」もアシストはしたが、こういう試合での可
能性はあまり感じない。
つまり、個の力で打開できるほどのものは感じないの
だ。
個で駄目なのだから、全体でのダイナミックな動きが
ほしい。
「サッカー少年」改め「ゲロゲロ少年Y」の、大きな
嘆きが聞こえそうな昨日の試合であった。

もう、今年の「蝶シーズン」も最後であろう。
ということで、松本の河原に行って来た。
この河原は、結構昔ながらの自然が残されているので、
虫密度は高い。
今回は、いつも行くところの上流側から下りに向かっ
て初めてのコースを歩いた。
すると、いきなり「雉」がお出迎えだ。
この前違う川で、オスメス子供の雉ファミリーを目撃
したばかりなのだが、雉にとっては、河原というのは
住みやすい場所なのだろうか。
こちらの様子を窺いながら、決まった距離を保って警
戒している。
枯れた草の幹の間から覗いているが、「大丈夫、別に
食べようとしているわけじゃないから」と心の中で囁
く。

そこには、小さな小川も流れていて、「ミヤマアカネ」
がやけに多く飛んでいる。
最近はめっきり見かけなくなったトンボであるが、確
かにこの周辺には多い。
秋も深くなり、体は赤く「赤とんぼ」となっている。
この小川が発生源なのか。
こういう光景を見ると、何気ない小川の重要性を感じる。
久しぶりというか、初めての「ミヤマアカネ」の乱舞
である。

そして、小川を越え、土手沿いを歩く。
下方を見ながら、「ツメレンゲ」があるか注意深く歩
いていく。
暫く行くと、なにやら、柱サボテンのような塔状のも
のを突き出した植物の一群が見えた。
塔状の花を突き出した「ツメレンゲ」である。
いつものところより数は少ないが、やはりこの河原に
は、何箇所か「ツメレンゲ」の群落があるのだ。
となるとそこには、「クロツバメシジミ」がいる。
何頭か飛び回っている。
流石にこの時期、体がぼろぼろの蝶の方が多い。
無事に飛び回っている姿に安心し、直ぐにUターン。
帰りの列車の時刻が迫っているのだ。
持ち時間が一時間ほどしかない。
今回は、ゆっくりしてられない。
まあ、場所は確認したから、また来れば良い。
何せ、これを逃すと2時間待ちだから。





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