ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

居酒屋少年

2008年10月27日 | 食べ物


ゲロゲロ少年Y登場。

「<佐々木蕎麦倶楽部>行ってきましたよ」(Y)
「で、どうだった?」(私)
「いやあ、良いですね」(Y)
「何が?」(私)
「蕎麦も優しい感じでいいんですが、おつまみがいろ
いろ充実しているし、日本酒も良いのが揃ってます」(Y)

ゲロゲロ少年だけあって、酒好きの視点からの高評価
であった。
今回知ったのだが、Yは「杉浦日向子」を信奉している
らしく、蕎麦屋で一杯という過ごし方が粋な世界と思っ
ているようだ。
個人的な粋なイメージは、玉子焼きで一杯、そして盛
を一枚でさっと帰るというものなのだが、飽くまでもY
に拠ると、「杉浦日向子」の蕎麦屋の過ごし方は、どっ
しりかまえいろいろつまみを頼み飲む、ということら
しいのだ。
まあそれは良いのだが、度を越すのがYである。
今回も、いろんな肴を頼み、BGMのジャズを聴きな
がら結構な金額と時間をかけたようだ。
尤もこの「佐々木蕎麦倶楽部」は、夜は居酒屋的要素
が強くなるらしいので、決しておかしいことではない。
が、昼からだからね。
またゲロゲロにならなければ良いが。
直ぐ自分の世界(迷宮)に入り込むから。

「ホヤの塩辛が美味かったですよ」(Y)
「ああ、あれね、こっちが行った時にもあって、ちょっ
と魅かれたよ」(私)
「前一回食べたことがあるんですが、その時は臭くて
吐き出しました」(Y)
「本当の新鮮なものは、そんなに臭くないって言われ
てるけど、ホヤらしい個性があるはずだから、それな
りのくせはあるとは思うんだよね、しかし、食べたこ
とがないので何とも言えないよ」(私)
「あそこの塩辛は食べてみた方が良いですよ」(Y)

ということであったが、ホヤに関しては他人に聞けば
聞くほど、どうも自分の好みでは無さそうに思えてく
る。
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