ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

地獄の季節

2008年10月17日 | Weblog


昨日の続き。

一時間ほどしかない土手散歩だったが、天気もよく条
件的には最後の「クロツバメシジミ」には最適だった。
狙い通りの収穫もあったし。
せめて二時間はほしいところだ。
車で来れば問題ないが、電車というのも捨てがたいの
だ。
そして、予定した電車に乗り、松本市内に戻る。
毎度のカフェ「クリヨー ド ヴァン」に寄る。
テラスも、そろそろ終わりだろう。
ランチの「鯖のポワレ」とビール。
ここに来たら、これしかない。
昼間の背徳的ビールの魅力はたまらない。
テラスで読書。

    とうとう見つけた、
    何を、
    永遠を、
    海に溶け込む太陽を、
    (ランボー地獄の季節より)

ランボーの「地獄の季節」が、あまりにもぴったりな午
後のけだるいひと時。

と、格好つけたいところだが、実際はビールで眠くなり
テラスで一眠りだ。
しかも、日が影って寒くすらある。
そう言えば店内にある映画のポスターは「気狂いピエ
ロ」だったか「勝手にしやがれ」だったか。
「Pierrot le fou」(つづりはこうだったか)と書い
てあったような気がしたが。
もしそうだったら、「地獄の季節は」はぴったりだが、
そうだ、ジャン.ポール.ベルモンドはどうしている
だろうか、サルコジは若いときのベルモンドに似てい
るが、などと眠い頭で考えていたが、目の前にあるポ
スターは(これはドアに貼ってある)「山海塾」の松
本公演のものだった。
それを見て、昔、知り合いがピンクフロイドの「MEDD
LE」で踊っていたのを思い出した。
「舞踏の季節」か。
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