ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

軟弱自転車野郎

2008年10月30日 | Weblog


今年に入って、二度目の「ロードレーサー」。
普段近所を乗るときは、どうしても手軽な「マウンテン
バイク」になってしまうので、めっきり「ロードレーサー」
に乗る機会は減ってしまったのだ。
「マウンテンバイク」なら、履くものはビーチサンダル
だってかまわないし、兎に角着るものに関係なく気軽
に乗れるというのがあり難い。
ところが、ちょっと長距離の場合(と言っても10キロ
以上というレベル)、「マウンテンバイク」だと、えら
く疲れれる(タイヤが磨り減って接地面積が増してい
るという理由が、結果的には大きかったのだが)。
この前など、風が強くてなかなか進まなく、あまりに
スピードがでないので、そのまま放り出したくなって
しまった。
その時は、自分の脚力の無さに怒りさえ覚えたが、後
で考えてみると、どうも、自転車に原因があったので
はないかと思い至ったのである。

そして、久しぶりの「ロードレーサー」の登場となった
わけである。
買ってから、もう十七八年。
考えてみれば、よく持つものである。
今のところ、全くおかしいところは無い。
メーカーは「丸石」。
まだあるのか。
当時街中で、それ程こういうタイプの自転車は見かけ
なかった。
兎に角、そのタイヤの細さと軽さには驚いた(これで
十キログラムほどだが、今は七八キロか)。
最初の五年ほどはよく乗ったが、徐々に頻度は少なく
なってきている。
これを乗るときの格好は、靴だけは気をつけるが、所
謂レースのような専用のコスチュームではない。
どうもああいう格好は恥ずかしくて出来ない。
本格的なトレーニングでもしてれば別だが、単に乗り
やすいから選んでいるだけだから。

そんな状況の中、今回の「ロードレーサー」、改めて
長距離の楽さを確認した。
同じ距離の「マウンテンバイク」と比較すると、時間
にして半分、疲れ具合は三分の一程度だ。
如何に、わが「マウンテンバイク」の抵抗が大きかっ
たかということである。
しかし、そんな「ロードレーサー」も、あと少し。
寒くなると、全く乗る気にならないわが自転車ライフ
なので、本格派のバッチリ決めた自転車野郎からする
と、超軟弱派の、自転車愛好家と言ったところである。
愛好家もおこがましいかも知れない。
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