ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

セーヌ川にトンボを見る

2009年05月04日 | Weblog


久しぶりに、イナターネットエクプローラーを開いた
ら、何もページが表示されない。
何故だ。
数週間開いてなかったのがいけなかったのか。
確かに、今はモジラのお世話になっているので、必要
ないといえば必要ないのだが、拗ねて開かないように
しているわけでもないだろうに。
必要ないといったが、正確には無料動画を見るときに
は必要だ。
今回も、その為に開けようとしたのだった。
原因はよく分からないが、仕方ないので、エクスプロー
ラー8を新たにダウンロードした。
これで、普通に見られるようになった。
それにしても、何故だ。

フローベール「感情教育」に、「川は鏡のように平ら
で、大きな昆虫が静かに水面を滑っていた」という表
現があった。
この場合の昆虫って一体なんだろうか。
実に気になる。
川は、セーヌ川で、場所はパリではない田舎の下流域。
水面を滑るというのは、実際の水面を滑るということか。
それだったら、アメンボウぐらいしか思いつかない。
しかも、わざわざ大きな昆虫というとなると、アメン
ボウではそこまでは大きくないし。
他に滑るような昆虫はいたか。
水面近くを泳いでいたということなら、ゲンゴロウで
も良いが、決して滑るようには泳がない。
水面下ではなく水面でもなく、水面の上ということに
なると、トンボというのが一番考えられる。
滑るようにという表現も、滑空している様であれば違
和感はない。
となるとギンヤンマとかオニヤンマなどのヤンマ系で
あろう。
セーヌ川は大きな川だから、オニヤンマよりはギンヤ
ンマの可能性が高い、と思うが、フランスのトンボだ
から当然違う種類と考えるのが自然だ。

「セーヌ川にトンボを見る」フローベールを訪ねて。
こんなツアー、ありそうでなかった。
いや、あるわけないな。



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