ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ツルフジバカマ.ナポリタン

2009年05月07日 | Weblog


雨の中、「ツルフジバカマ」を畑の土手に移植する。
「クサフジ」と似ているので、それが本当に「ツルフ
ジバカマ」であるかは、今ひとつ自信は無い。
葉の数が違うのだが、それが何枚だったか忘れてしまっ
ていた。
後は、「ツルフジバカマ」であることと定着すること
を祈るばかりだ。

連休最後の日であったが、高速大渋滞とかいろいろニュ
ースはあったが、全く違う世界の出来事のように感じ
る。
そういうところに行かないので当たり前といえば当た
り前なのだが、わざわざ混雑するところに行く感覚は
多分一生分からないだろう。
昼飯に入ったレストランには、平日よりは人が多いと
思ったが、天気もあり混雑というのには程遠かった。

そのレストランだが、普段ならまず入らないだろうと
いう類の店で、所謂洋食的なものを出す、普通のレス
トランだ。
何故入ったかというと、たまたま出かけたところに(ツ
ルフジバカマで)近かったというのと、たまにはこう
いうレストランもという気分になったからだ。
遥か昔に一回入ったことがあったが、味的には全く普
通であったことは覚えている。
その時は、誰かがオムレツが美味いなどと言って、試
しに入ってみたのだ。

で、久しぶりに入ったその店は、すっかり変わってい
た、と言いたいところだが、前回どうだったのか全く
覚えていないので何ともいえない。
ただ、きれいになったのは間違い無さそうだ。
雰囲気が、サービスエリアのレストランのような感じ
になっていたので。
で、メニューを見ると、結構高めだ。
これは、ファミリーレストランとの比較での話で、こ
んなもんかと言えばこんなもんかもしれない。
結局「ナポリタン」を頼む。
店で頼むのなんて、何十年ぶりかの話だ。
下手に高いものは頼まない方が良いと思っての選択
だったが、それでも、簡単なサラダ飲み物がついて
1000円はする。

たまに無性に食べたくなる「ナポリタン」だが、どう
もその味はすでに幻と化した感がある。
記憶の総体としての「ナポリタン」で、そこには郷愁
も交じり、具体的にこれだというものではなくなって
いるようだ。
昔の中華蕎麦は美味かった、と同じ類のものになって
しまったのかもしれない。
で、今回の「ナポリタン」だが、これが前回と変わら
ず全く普通の味の「ナポリタン」であった。
自分で作った方が余程美味いかもしれない。
これで1000円はちょっと高いな、というのが正直なと
ころであった。

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