ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

大国インド

2009年05月25日 | Weblog


NHKスペシャルのインド特集を見たが、これからは本
当に中国インドの時代になるのだろうか(インドの場
合はカースト制がネックになりそうだし、中国は民族
問題があるし、そう上手くいくとも思えないのだが)。
人口の多さと、経済的発展の余地、それと人材の豊富
さに拠るものだと思うが、発展すると供に軍事力を増
大させるのも常道だ。
結局、外交というのは、個人レベルと一緒で、強そ
うな人間の言いなりになるように、軍事力がものをい
う世界で国力と同義語という部分が強く、ここが何
とも進歩という概念が入りえない原始的な世界といえ
る。
日本の外交が弱いのも止む無しと思うところだ。
平気でダブルスタンダードを駆使できるような厚顔さ
が必要ということだ(表は平和外交、裏で軍事力をち
らつかせるという)。
その点日本は、ナイーブなのだと思う。
何だかんだ言っても、軍産複合体が、実質世界の動き
を左右するというのは変わりそうもない。

スノッブなM氏は、今月で今の場所では終わりとなる
「クリヨー ド ヴァン」に行ってきた。
最後に行って来ようと思ってのことだが、同じような
思いの人間も多いらしく、結構店は賑わってたという
ことだ。
そこで、ゲロゲロ少年Yらしき人物を目撃したというの
だが、思うに多分本人だろう。
いつも座るテラスの席が専有され、残念そう、或いは
不満そうに一瞥をくれていたらしいので、間違いなく
本人だ。
同じように、最後の時間を惜別の念と供にすごしたの
かな?
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