ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

町の未来

2009年05月09日 | Weblog


現在、当地の有効求人倍数は0.5ほど。
自動車関係も多いということなので、納得の数字であ
るが、今のところ上向く気配はない。
中心企業のエプソンも良くないし、この先どうなるか
誰も分からない。
全く死んでますよ、と言うのは銀行の行員さん。
場外馬券場でも造れば良いんですよ、と半ば自棄気味
な発言も。
出来れば場外車券場の方が、と言いたいところだが、
そういう問題ではない。
確かに、即効性はあるだろうが、パチンコ屋がいっぱ
いできるようなもので、町全体のことを考えたら荒廃
に向かう要素になる。
間違っても、文化レベルが上がることは無い。

目先の利益を求めると、長期的には町が駄目になる。
そうやって、どこの町も駄目になってきて今の状況
がある。
目先の利益とは別に、長期的視点、展望が必要なのだ
が、中々そこまで持っている指導者はいない。
康夫ちゃんに期待したのは、正にその点であったのだ
が、今や、旧来の自治省上がりの知事だ。
全く期待は出来ない。
リニアの路線を無理やり曲げるように要望することが
その仕事なのだろう。
未だに、「新しい路線イコール発展」という発想から
抜け出せない。
建築関係とのズブズブ関係がある限りは、そこは不変
ということか。

指導者に期待が出来ないのは、今に始まったことでは
ないから、そもそも期待することが間違っている。
町の形は住人によって形成されるのだから、住んでる
人間自身の問題と考えるべきだろう。
しょぼい所には、それなりの住人が多いと考えた方が
良いということだ。

と、行員さんの、この辺の人間は本当性格が良くない
ですよねという一言で、そういう結論が導き出された
のだった。
ある春の昼下がりのことでした。
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