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紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

アメリカの旅報告・3

2005-09-16 12:29:15 | 5・旅の日記
■エンジェルス・ランディングに登る

ザイオン国立公園二日目は、「ナローズ」という峡谷歩きを予定していた。
そこに行くには、谷の一番奥の、バスの終点から歩き始める。

ところが、運の悪いことに、ザイオンに着いた日は、シャトルバスは動いていたのだけど、翌日から道路工事が始まり、途中までしか運行されなくなってしまった。

峡谷歩きのかっこうをして、バスに乗ったところ、つぎのウィーピングポイントで、バスはストップ。
そこで一緒におりたアメリカ人の男性に聞いたら、その先は行けないので、これから「エンジェルス・ランディング」に登るということだった。

山歩きの格好をしていないので、いったんロッジに靴をはきかえるために戻って、それからまた「エンジェルス・ランディング」を目ざした。

写真、正面がその「エンジェルス・ランディング」。(標高差453m、往復8.6km)
「天使の舞い降りるところ」とロマンティックな名前がついている岩山だけれど、頂上までのトレイルは厳しいと、ガイドブックに書いてある。往復4時間のコース。

暑そうなので、水とスポーツドリンクを合わせて1.5リットル、それにウィダインゼリーを持つ。他にバナナ、プラムなどの果物。

ザイオンの山は、すそ野がなく、いきなり登りにかかるので、大変といえば大変だけれど、歩く距離は見た目より短い。

岩壁の下の方は、ジグザクに道がついていて、思ったより歩きやすい。同じペースで歩く人と、話したり写真を撮りあったりしながら、登っていく。


そして、岩を回り込んだところから、急な岩場になる。

 


下を見ると断崖絶壁でちょっと怖いが、おもしろい登り。この階段状の岩は、オルガンというそうである。



1時間15分で、頂上に登り着いた。上はわりと広々として平らだった。(写真トップ)
けど、ちょっと岩の端に行くと、ストンと下まで切れ落ちている。

 

◆アメリカの旅報告