紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

クリスマスの約束

2013-12-26 18:03:44 | 13・本・映画・演劇・音楽など
小田和正さんのクリスマスコンサート、「クリスマスの約束・2013」を見た。
といっても、夜遅いのは苦手なので、ビデオに撮って今日見た。
今年で13回目だそうだが、毎年見たり、見なかったり・・。でも、見ると、いいコンサートだなあと思う。

今年はとくに見てよかったと思った。ゲストの一番手が吉田拓郎だったから。
このブログでも何回か書いているけど、大学生時代、吉田拓郎の大ファンだった。
追っかけをしていたほど。
コンサートにも出かけたし、ラジオの収録にもハガキを送って、当てて見に行った。
ラジオ収録はリラックスしていて、すごく楽しい時間だった。

その頃のことで思い出すことがある。
当時吉田拓郎のバックバンドをすることになった「猫」のメンバーの1人とバイト先が一緒だった。
Uさんという。何年も一緒にバイトをしていたが、それはすごい出世だった。カリスマといわれて人気絶頂の吉田拓郎のバックバンドをすることになったのだから。

バイトにも来なくなる最後の頃、Uさんから猫のコンサートに来てと誘われた。
もちろんチケットなどくれたのではなく、誰かれなく知らせて、なんとか席をいっぱいにしようという話しだ。

大学の友だちと見にいった。
そうしたら、チケットのもぎりを、吉田拓郎がやっていた。そんな気さくなところのある人だった。
握手してもいいか聞いたら、笑って「いいよ」というので、握手させてもらった。(嬉)

何年か前に肺がんを患った後、コンサートの途中で倒れたりというニュースを見ることもあって心配していたが、昨日は、元気そうで若々しかった。
久しぶりに歌を聴いて、涙が出ましたね。お客さんの中にも涙ぐんでいる人がいた。
私たち世代のヒーロー、カリスマ、いつまでもカッコよく元気でと願わずにはいられない。

昨日の歌。