紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

シャモの闘い

2021-06-16 20:21:16 | 27・ニワトリを飼う

今日は午後、夫はコロナワクチン接種の二回目を受けにいった。

私は、雨が降りそうな中、B2の草取りにいった。

今日の雄山。あやしい雲がかかっている。

 

しばらく草取りをしていると、夫が戻ってきた。

 

その後、突然、ニワトリ小屋のオス2羽を、家の庭の小屋に連れて行くことにした。

このところ、大きなシャモと交尾していた、メスたちが、羽が引っこ抜かれ、惨めなありさまになっていた。

産卵箱にいる鳥。

 

しかも、この頃、タマゴを1日2個しか産まないので、世代交代をはかろうということになった。

そのためには、今の子たちは、みな同じシャモのオスから生まれた兄妹なので、別の血を入れた方がいい。

別のオスをもらってくるためには、今いるオスは、どこかに移さなくてはならない。

それで、庭の小屋に入れることにした。小屋には、すでにオスが1羽、メスのおねえさんたちが2羽いる。

そこに一緒に住んでもらうことにした。

ニワトリ小屋にいくと、オンドリ2羽が並んで出迎えてくれた。

夫がポリバケツに2羽を入れた。

 

 

それから家に帰って、ニワトリ小屋に入れたら、めちゃくちゃ激しい闘いが始まった。連れ帰った2羽のうち、黄色の足の子と、先住鳥の間で、熾烈な闘いを繰り広げた。

 

 

一緒に入れた、ちょっと弱い白足の子は、ただそれを眺めているだけ。黄色足の子は、白足の子の分まで闘っているようだ。

いつまで闘うのだろうと思って、家にいると、やがて静かになった。それと同時に、どちらかわからないけど、コケコッコーと雄叫びを上げるのが聞こえた。

ニワトリ小屋にいくと、闘いは終わっていた。どちらも、精一杯闘ったらしく、頭や足から血を流していた。

そして、小屋の端と端に分かれていて、闘いはしていないけど、仲良くもない。

明日になれば、先住鳥と、今日からの新参鳥と、どっちが勝ったかわかるだろう。