紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

イギリスの旅の写真から・7

2008-12-16 17:56:03 | 8・山と旅の思い出
4人の子どもを連れて、イギリスの北の方へ北の方へと旅していった。
けれど、最後は、ヒースロー空港から東京に帰らなくてはならない。

旅も終わりの頃、空港近くまで南下することにした。
どこといって知っている所もないので、ドーバー海峡の見える街で過ごそうということになった。
長距離列車で出会ったドイツの子ども達。ほんとうに感じのいい少年少女達だった。




海辺の街、ブライトンに着いたら、泳げるかと思ったら、8月だというのにとても寒かった。



息子と娘は、わら草履をはいている。旅の間、これをはいていて、けっこうイギリスの人たちから珍しがられた。




一番年下のK君はここで2歳の誕生日を迎えた。みんなでささやかにお祝いをする。2ヶ月の旅の間に、おむつもとれて、一回り大きくなった。




そして、いよいよ帰る頃、ロンドンはあまりに都会過ぎるので、キューガーデンに移動し、そこから帰ることにした。
最終日。公園で遊ぶ。みんなそろそろ日本が恋しくなっている。






ヒースロー空港に、Kさんファミリーが見送りに来てくれる。といっても見送りの本命は、Kさんの大学の先生。たまたま同じ飛行機で帰ることになっていた。




◆イギリスの旅の写真から・・7

イギリスの旅の写真から・6

2008-12-14 11:36:07 | 8・山と旅の思い出
泳ぎに行こうかなあと思っていたら、冷たい雨。
イギリスの写真をまたアップしよう。

この2ヶ月間の旅を、娘が覚えているかどうかと思ったら、少しは覚えていることもあるそうだ。
3歳というと、日常とは違うことは覚えているようである。
私も3歳の記憶はあるし、ひょっとすると2歳の時の記憶もある。


■ ウィンダミア湖で

ウェールズの旅を終えた後、湖水地方を旅をした。
その旅のはじめに、湖水地方の玄関口、ウィンダミア湖で4家族が数日間、一軒家を借りて一緒に過ごすことになった。




この4人。一人は一緒に旅をしていた私の高校時代の友人Sさん。
それに、最初にロンドン近郊で泊めたもらったMさん。もう一人ノッティンガムで英国人と結婚しているKさん。
みんなの共通項は何かというと、25歳頃、4人で一年間、当時来日していたスイス人のレミさんから英会話を習っていたこと。





それから、7年。イギリスで顔を合わせることになった。
その7年で、通訳の資格をとったMさんや、イギリスに住んで、英語だけで暮らしているKさんと私とは、英語力の差が歴然であった。(泣)

こんなに小さな子どもがぞろぞろいると、まあにぎやかなこと。



毎日湖で遊んだり、舟に乗ったり、




ピクニック。



背の順に並べて写真を撮ろうと思ったら、




撮った時には、一人足りない。(笑)




そして、Mさん、Kさんとお別れし、私たちはまた、ランサムの湖=コニストン湖へと旅だったのだ。


◆イギリスの旅の写真から・・6・

これはな~んだ?

2008-12-13 07:17:05 | 20・日々のできごと
この写真は何でしょうか?






実は耳栓。

だいぶ前、brasil70さんとの間で、話題になり、その時からぜひ買おうと思っていたもの。
10組購入した。

そんなに、何に使うかと思うでしょう?

使う場面はただ一つ。山小屋で、まわりがうるさい時。見ず知らずの人どうしが同じ部屋で寝る山小屋では、時として、夜気になることがあるけど、お互い様で文句はいえない。

その時に使うのである。

だけど、知らなかった。
耳栓は、細く巻いて耳に入れる。
少しすると、耳の中で、だんだんとふくらんでくる。
そうして、耳にフィットするのである。

これも知らなかったのだけど、耳栓は使い捨て、とまではいかなくても、このふくらむ力がなくなったら、もう変えないとダメだそうである。

安心のために、これをリュックにしのばせて、来年もまた山に登ろうと思う。

イギリスの旅の写真から・5

2008-12-10 22:21:57 | 8・山と旅の思い出
■ 北ウェールズで

ここで行ったのは山とお城。
お城は毎日、いろいろな所を訪れた。

廃城。




人が住んでいるお城。




お城の庭でちまちまと遊ぶ子ども達。




そろそろ全員一緒の行動も大変になってきたので、我が家だけで、一日城めぐりもした。






でも、楽しかったのはスノードン登山。といっても、楽しいと思ったのは私一人。




登山というより、登りは登山列車。




下りだけでも、ぞろぞろと子ども達連れて下るのは大変であった。






疲れて、途中で、ぺたんと座り込んでしまった。




小さいながら、よく歩いたね。


◆イギリスの旅の写真から・・5・

イギリスの旅の写真から・4

2008-12-08 17:38:35 | 8・山と旅の思い出
また昔の写真の続きです。
今までのはここ。 ↓
イギリスの旅の写真から・


■北ウェールズの農場

南ウェールズの後、北にドライブして、もう一軒農場に泊まった。
そこは、羊をかっている典型的な農場。農場の人たちはウェールズ語しかほとんど話さない方たちだった。
でも、素朴でとてもいい家族だった。




農場。



農場の裏庭で、アヒルとおいかけっこをする娘。




朝食風景。回りにお店など何もない所なので、夕食もこちらでいただいた。



子ども達は、お腹がすいたとなると、もう待てない。
そうすると、そこで車をおりて、昼食をとることになる。

道ばただったり、




駐車場だったり、




川のほとりや、



湖のほとりでピクニックということもあった。




◆イギリスの旅の写真から・・4・

調布で忘年会

2008-12-07 21:35:48 | 19.友人との時間
毎年12月には、調布住人の他、塩山や埼玉や群馬などから集まってくる仲間達。
もう20年以上続いている地元での忘年会。
縁あって、同じ保育園に子どもを通わせた人たちと先生たち。
そして、昨日はめずらしく20ウン年前の元保育園児も、4人参加してくれた。




何十年先まで、ずっと集い続けられるといいなあと思う。
ここは、子ども達にとって、故郷だから。




楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、夜も更けていった。
また来年、12月の第一土曜日に集まることを決め、あちこちの場所に帰っていった。


これっぽっちの「お楽しみ会」

2008-12-06 14:43:08 | 20・日々のできごと
去年「これっぽっち」というぽち袋グループ展を開いた「これっぽっちの会」が、今年もまた展覧会を開きます。

名付けてこれっぽっちの「お楽しみ会」




さて、何が展示されるでしょう。
展示しているのは、姪=トントン娘、とその仲間達。




展覧会場は、月光荘 画室1

12月8日(月)~12月14日(日)




クリスマスカード(追記あり)

2008-12-04 12:28:35 | 15・心に残ること
もうじきパパさんが亡くなってから、3回目の命日がやってくる。「パパさんの庭」という本に出てくるパパさん。
パパさんのことは、このブログにも書いたことがある。

パパさんが亡くなって以来、ママさんからは、カナダで一人暮らしをしている。今91歳になるママさんからのカードが今年も届いた。
お元気そうな写真も入っていて、ホッと心が和む。
日系二世のママさんは、英語が母国語なので、ローマ字と日本語が混ざっている。




そのカードの文章を読んでビックリ。私が「カナダにいたら、一緒にスキーに連れて行ってもらうのに。」と書いてあったのだ。
そして、「そういう時は、21歳の気持ちになります。」と。
91歳でも21歳の気持ちになれると知って、なんだかちょっと嬉しいというか、いい言葉を聞いちゃったと思った。
いつまでもお元気でいてほしいと思う。

そういえば、今日の朝刊に女性登山家の草分け、坂倉登喜子さんの訃報が載っていた。
98歳で亡くなられたということだが、90歳を過ぎても北アルプスに登っていたそうだ。

追記)昨日「坂倉登喜子」さんのお名前を、登美子さんと書いてしまいました。登喜子さんでした。生まれながらにして山が好きになるような名前ですね。malikさん教えてくれて、ありがとう♪

カレンダーと手帳

2008-12-03 07:24:48 | 20・日々のできごと
12月の声を聞くと、来年のカレンダーと手帳を手に入れなければ、と思う。
手帳は、いつだったかも書いたけど、これ。




もう20年以上同じものを使っている。年末になるとつけかえる革のカバーもだいぶ古ぼけてきた。
だけど、なくしたら最も困るものの一つ。
毎日毎日これを見ながら暮らしている。
パソコンや携帯に予定を書き込んだりという人もいるけど、基本的に私は紙に書いたものが一番安全、安心だと思っている。電池切れの心配もないし。
今年のドイツの旅にも、もちろん持っていって、毎日どこへ行くか、どの列車に乗るか、何をしたかを書き込んだ。

そして、カレンダー。
カレンダーはまだ手に入れていない。たいていは、年末ぎりぎりに、どこかのカレンダーをもらってきて、壁にかける。
私は、自分のそばにおくカレンダーは、ぜったいに12か月が一枚になっているのでないと、ダメ。一ヶ月ごとのだと役に立たない。
それを見ながら、来月はどの山に登ろうか、5月の連休はどこに行こうか、他に連休はどこだろうかと、しじゅう眺めている。
そして、今手帳を見ながら気づいたのだけど、来年は、9月に4連休がある。
う~ん。秋雨前線が活発な頃かも。4連休は生かせられるか? とそんな先のことをあれこれ考えるのが楽しい。これも小さなしあわせのうちの一つかもしれない。

私など自由業の人は、連休など関係ないと思うでしょう? でも、一緒に行く人が勤め人なので、やっぱり関係あるのよね。
それと、いつでも行けるとなると、あれこれやりくりする楽しさを失うような気がする。

プール22回目と「小さな幸せ」

2008-12-01 18:10:30 | 11・健康
昨日は今年22回目のプールにいった。いつものように1km泳いだ。
プールのある自然広場は、晩秋の景色。




神代植物園は人が大勢入っていた。(外から撮った写真)




としちゃんが「小さな幸せ」についてブログに書いていたので、私も書こう。
去年「リューマチ性多発筋痛症」にかかってから、このようなことができることに、しみじみと幸せを感じるようになった。

朝ひとりで起き上がれること。
夜寝返りが打てること。
ごはんがおいしいと感じられること。
すっすっと歩けること。
ビールが飲めること。
ふき掃除ができること。
お風呂掃除ができること。
(掃除は好きではないのだけど、掃除ができないというのは、かなりのストレスになるのが、あの時わかった)

そして、次は私にとっては大きな幸せ。
山に登れること。
スキーができること。

この二つのことが、再びできるようになったことは、ほんとうに嬉しいけど、いつまでもできるとは思わないようにしている。
でも、できるうちは、ガンガン行く。できなくなった時に、後悔しないように。
というわけで、今は来年のテレマークスキー計画ばかり考えている。