「岳」 石塚真一・著

もうだいぶ前のことになるが、「岳」というマンガ全９巻を、娘からプレゼントしてもらった。
母の日とか誕生日には、山道具をもらうことが多いのだけど、今年は「岳」。

島崎三歩という若い男性が主人公のマンガである。
長野県、北アルプスで、遭難対策協会、略して遭対協の活動をボランティアでしている。

山が好きで、山にくる人が大好きな三歩。北アルプスを縦横無尽に駆け回って人助けをしている。

私は去年の夏、同行者が滑落事故にあった時に、初めてそういう人たちの存在を知った。

その時は、ヘリコプターが、事故当日飛べるかどうかわからないので、針ノ木小屋にいた遭対協の人が、現場まで駆けつけてくれた。
駆けつけると一言でいっても、急登あり、岩場の下りありで、私たちが７時間くらいかけて、到達した所だ。そこを３時間強でやってきた。
もしヘリコプターが飛べなかった時には、その場で夜泊まる（ビバーク）できるよう指導をしてくれたということだった。

そんなこともあったので、一つ一つの話しが身につまされた。
そして、ヘリコプターが来るのを、祈るような気持ちで待っていた時のことが思い出された。
雨が降り、夕暮れが近づいてきている中、飛んできてくれたヘリコプターの操縦士。
一人の命を救うために、陸からと空からと、全力を尽くしてくれる人達がいるのを知ったのだった。


　

ステロイドが減った結果・・・

２年３ヶ月ほど前、リューマチ性多発筋痛症にかかり、全身の関節やら筋肉が痛くて、寝返りも打てなかった時、ステロイドを飲むと、それらの症状が一晩で改善された。その時は、ほんとうに、魔法のクスリだと思ったものである。こんなにききめのあるクスリが世の中にあるのねと。

けれど、ステロイドの怖さも、もちろん十分に知っていたので、怖い世界に足をつっこんでしまったと思ったものだった。

副作用である。私の場合は、あっという間に血糖値が跳ね上がった。元々遺伝的に、血糖値は高めで、３ヶ月に１度の検査は続けていた。けれど、カロリーに気を付けて、運動を毎日すれば、コントロールできていた。
それが、投薬を受けなければ、どうにもならなくなった。それでも、クスリを飲んでも、高い時には、Ｈｂａ１ｃ＝７．４という時もあった。
この血糖値というのは、あまり低くなると、低血糖による意識障害を起こすので、あまり低くなっても困る。それで、コントロールが難しい。

今もクスリは飲み続けているが、昨日診察をうけた結果、病気になって以来、初めてＨｂａ１ｃ＝６．４になって、先生からほめられた。ステロイドを飲まなくなった影響だろう。
もちろん、いつもお世話になっている、すてきな女医さんからはこういわれたけど。
「低くなったからって、安心すると、すぐにまた上がるわよ。」
こちらの方のクスリも、切れるといいけど。今飲んでいるのは、ベイスンとスターシス。

ステロイド０

脱プレともいうのかな？　（プレ＝プレドニンまたはプレドニゾロン）
ブログに書こう書こうと思いながら、書いてなかったのだけど、５月の２４日からステロイド〇の日が続いている。
最後は、１ｍｇを一日おきに飲んでいたので、一日おきに、当然〇の日があったわけだけど。
そして、飲む日になると、ちょっと飲み忘れたことにしよう。次の日は、飲まない日だ・・と言い訳しながら、飲まない日を延長してきた。
すでに、２週間半。とりあえず、ステロイドを飲んでないと書いてもよさそうである。
発症から２年３ヶ月かかった。

１月はお医者様に〇にしたらといわれ、３日間飲まなかったら、突然、痛みがもどった。そうなると、１０分歩いて最寄りの駅に行くのも足が痛くて大変だった。
今回もどうなるかしらと不安いっぱいだったけど、当面のハードルはクリアしたようである。

念願のステロイド〇になって思うのは、やっぱり治ってはいないのじゃないかということだ。
〇にする前に、このブログを訪れてくれる同病の人で、唯一脱プレに成功したかげちゃんにもお聞きした。〇にしてどんな具合か。
そうしたところ、関節に違和感はあって、またいつ飲むかと思っているとの返事であった。

担当医からも、おそらく夏の暑い時期は飲まないで、また秋に痛みが出た時には飲むようなつもりで、といわれている。

私が今右膝関節あたありが痛いのは、多分右膝周辺の筋肉のこわばりが続いた時に、動かさなかったせいだと思われる。
この間の山では、下りになると、かなり痛かった。
あとは、ストレッチをしたり、痛いのをがまんして山登りなどで動かしたりするしかなさそうである。
でも、ちょっとくらい痛くても、ステロイドを飲まないでいいのは嬉しい。

生藤山（９９０ｍ）～陣馬山（８５７ｍ）

梅雨前の最後の晴れ間。昨日は友人の良流娯さんとＷ月さんと３人で、一日コースを歩いてきた。

８：５０　　石楯神社前スタート
久しぶりに会うので、おしゃべりをしていたら、もうちょっとでバスをおりそびれるところだった。

９：０５　山道が始まる。

　

あまり人もいない静かな山である。
途中、「ふたりしずか」のような花が咲いている。けど、花は３本だったり４本というのもあった。

　


１０：４０　生藤山山頂

　


途中の山道。

　

１１：２０　連行峰　　昼食

　

この時期、緑が美しいが、虫がいるのが困ったものである。虫除けスプレーを帽子などにかける。

１１：５０　　再び歩き始める。

レンゲツヅジが咲いている。

　


サルが遠くに見えて、私たちが歩いていくと、逃げていく。最近、山でサルを見かけることが多くなった。

　


このような所を歩いて行く。

　


１：４５　　和田峠

　

峠まで、車道が続いているので、チャリで上ってきている人がいたが、きつそうであった。

ここで、山登りは終わったように見えるが、またここから陣馬山まで上るのである。「生ビール」などの誘惑があるので、すぐにまた登り始める。
階段が続いていく。

　


あと少しで山頂。

　


２：２０　陣馬山山頂

　


　

今日歩いてきた道が見渡せる。けっこうアップダウンがあった。

　


２：４０　下山開始

途中で、姫谷温泉へ行く近道というのが出ている。けど、傾斜は急で、けっこうくたびれた。

３：５０　下山　　姫谷温泉による。

　

温泉のあとのカンパーイ♪　

　


思いの外、長いコースで、今日は筋肉痛。やはり、これから夏山までに、梅雨の晴れ間をみて、中央線沿線の山に３回くらいは登ろうということになる。

◆計画表

ヤッホー♪

天気は上々。かぜはさわやか。
いい汗かいてます♪

明日は生藤山～陣馬山

今日は今年初めて、ホイッスル山の会の山行に参加する予定だったが、雨で中止。
そろそろ梅雨入りだし、７月の縦走のためにはここらで山登りを開始したい。
それで、明日は友人２人と一緒に、中央線沿線の山、生藤山から陣馬山まで歩いてくることにした。

＜計画表＞

８：２８　上野原　→　（バス）　８：４８　　石楯尾神社前

９：００　→　１０：５０　生藤山　１１：００　→　１１：５０　連行峰　（昼食）　１２：２０　

→　１３：４０　醍醐丸　　１３：５０　　→　１４：２０　和田峠　１４：３０　→　１５：００　陣馬山

１５：１０　→　１６：００　栃谷　１６：１０　→　１６：４０　陣馬高原口　（バスまたはタクシー、または歩きで藤野駅まで）

奥蓼科・最終日

日曜日は雨。帰るまでに少し時間があるので、どこに行こうかと考え、「康耀堂美術館」にいくことにした。

　


ゆったりとした空間で、とても豊かな時間を過ごした。

作品は写すことができないので、館内の写真を何枚か。

　


　


　


　


帰りがけに、たてしな自由農園で、野菜をどっさり買った。

　


このお店のとなりにある、ピコ。

前回、山荘に来た友人のＳさんは、３回ここのジェラードを食べたという。それにつられて、私はふだんあまりアイスクリーム類などは食べないのだけど、食べてみた。あまり甘くなく、すごくおいしい♪　
　
　

北八ドライブ

土曜日は、山荘から、あちこちドライブをした。

東山魁偉がここを舞台にして絵を描いたという御射鹿池。
湖面が鏡のようになって、山を映し出す。




丘を登って、

　


池を見る。

　


どこかドライブにに連れて行ってくれるというので、麦草峠にに上る。くねくね道。毎年２月には行くけど、雪のない時に、初めていった。

　


ついでに、冬の写真も。

　


麦草ヒュッテでちょっと休んでいる間に、どしゃ降りになる。ちょうど昼の時間帯だったので、山菜おそばを食べた。

まきストーブをたいていた。

　



散策しようと思っていたけれど、あまりにすごいどしゃ降りなので、やめることにした。

　


土曜日にいった温泉、保科館。

　

山荘周辺の散策

行った先は、敷地内だけでも、少しは散策できそうな山の中。
山荘のある山道にいろんな花が咲いている。

エンレイソウ。

　


ツバメオモト。

　
　

べにばないちやくそう。

　


これらの花の名前は、帰ってから調べた。最近では、これはいつか見た花だなあと思いつつ、何度かくり返し調べないと、すらすらと名前が出てこない。（汗）


夕方、一人で散歩にいった。
湯みち街道を上の方に登って行く。

　


東国ミツバツツジが咲いている。

　


この白い花は、ズミ（別名・コナシ）かな？　秋に赤い実をつければ、まちがいないと思う。

　


雨が降っていたので、ガスがかかってよく見えなかったけど、とっても眺めのいい所を見つけた。晴れていたら、さぞすばらしい景色が広がっているだろう。

　

奥蓼科にある山荘

週末はスキーの予定だったが、とりやめたところ、突然友達から誘われて、奥蓼科にある山荘に遊びにいった。
スキーでも山登りでもない旅は、めずらしい。
新緑がきれい。雨っぽい二日間だったけれど、雨に洗われて、緑が色濃くなった。

ここは明治温泉のすぐ近く。山の斜面に建つ山荘を見上げる。母屋と、となりにある離れはロフトのあるログキャビン。小さい子どもは喜びそう。
行ってみたら、冬のスキーをする時に通る道だった。

　


こういう所は、車がないと行けない。友人の車に乗せていってもらった。

　


山荘の入り口。ここから山道を下った下に山荘が建っている。

　


こんな小径をおりてくる。

　


山荘の窓からの眺め。

　


晴れていれば、北アルプスから、中央アルプスなど一望できるそう。

　


景色を眺めながら宴会。今頃はおそくまで明るい。

　


寒いときには活躍する、まきストーブ。

　　


◆山荘周辺の散策

◆北八ドライブ