異世界美少女受肉おじさんと
第12話 異世界美少女受肉おじさんと まとめ △+
普段「異世界転生」とか男ども(あるいは女ども)にとって
まったくもって都合のよい世界観でよろしくやるってなもんだけど
当作品では「性転換」した橘きゅんを巡って、普段とは異なる
触感の「異世界転生」を味わえたかとおもう。
まず第一に「弱い」ってことね、それも「リアルな世界観だから」
っちゅう方向性じゃなくて「女性だから」っちゅう理由ね
これは単に本当に女性が異世界転生しても「魔力」とかなんか
かんか言い訳や補填ができるわけで、この作品の「性転換」が
無ければ正面から扱えなかった話題だったわけで
その他もろもろの橘きゅんの「無能さ」と「魅力」にとまどう様が
きわめて「女性」っぽさにつながっていて、「異世界」みたく
「コンプレックス」とじゃれているヒマのなさそうなセカイで
それと全面的にかついい距離感で立ち向かえたのが面白かったかとおもう。
天才王子の赤字国家再生術
第12話 そうだ、やっぱり国を売ってトンズラしよう とまとめ △+
「国」を救うために「売国」を楯に交渉するとか、皮肉ですわなあ
しかし、「弱い国家」が「生き残る」ってことは捨て身以外には
方法論がないっちゅうことなのかもしれぬ
そして「捨て身」のハナシは常に視聴の価値があるわな
なにせやろうとしていることが「合法的な」「売国」なのだから
ではどうするか、「王政」を廃止するしかないわな
それはわれわれの現実世界において最も巨大なパラダイムの変換で
それを描き出そうとするのはそれだけで巨大な智力と労力が必要だからだ
つまりこのおはなしはほんとうにそのままに「天才」を必要とし
それを描き出していたかとおもう(頭のよい人は茶番にみえるだろうけど)
おしむらくはお側にいる銀髪のあの娘と、もうちょっとイチャイチャ
したかったところかね、いや政務に交渉に戦争に、そんな暇ないか
貧乏ヒマなしとはよくいったもので、つまり「貧乏」も視聴に値する
ってことなのかもしれんね。
ありふれた職業で世界最強 2nd season
第12話 新たな旅立ち とまとめ △(+)
ハジメが「チート」になったそもそもの動機が「復讐」だったのだから
そういう意味では2期はだいぶん溜飲を下げたかもね
クラスメイツは相応にひでえ目に遭って、誤解もある程度解けた
まあだいぶん異世界ハーレムっぽくいちゃついていたから
ぼちぼちアホらしくてたのしくなくなってきたわな
まあそもそも現代人が「復讐」っちゅうネガティブな動機を
維持し続けるのは困難で、それを納得させるのも困難だろうからねえ
というワケで当話は出だしの最高潮からあとはその出がらしを
ちびちびやっているようなハナシになっているかとおもうわけで
そいつらが「神との戦い」とか吹聴しても真に受けるわけにもいかないわけだ
かといって「ハーレムもの」としてもヤバイですねとは言いがたいしねえ。
ハコヅメ~交番女子の逆襲~
第12話 勝負は一瞬/コマよ走れ とまとめ △++
このおはなし「犯罪者」の側の人らの事情もよく汲んでいるんだよねえ
「エンタメ」としては爽快感に欠けるかもだけど
われわれ「善良な市民」が「犯罪者」でもある現実の苦い味わいを
提示しているかとおもう(まあ現実に賭博している警察官とかもおるが)
最後の「性犯罪者」もにくむべき連中ではあるのに
一方的に裁かないのが当作品やあるいは警察官の理想的なあり方を
ギリギリで提示していたかとおもう。
しかしまあさんざん地味でしんどい仕事だと提示しておいて
やっぱり最後には「走る」状況が発生するのが警察の「リアル」な
「日常」なのかもしれないわけで、「アニメーション」としては
よい展開だったのかもしれない。
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