意志のなかにいる

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ぼくのかんがえた最強のせいぶつ (アニメ感想)

2022-02-18 14:42:30 | アニメ感想2022年 一期





その着せ替え人形は恋をする 第6話 マ!? 〇!?





いつもどおりだけどつぎつぎかわいい娘でてきやがるw
「なんでつるつるなのー?」のくだりが最高に面白かったねえ
この「生業」をとおして「美」だったり「オンナノコ」
だったりを鑑賞する視点があるわけで、それが強みで
しっかり描かれているのが当作品の真面目さかとおもう
あと、それにまつわって「じいちゃん」がうまく作品に
からんでくるのもうまいね、孫が仕事が好きなのはいいけど
それが孤独にするんじゃないかとか、突然妙な性癖と彼女が
できたんじゃないかとか、ヒヤヒヤしているさまが肉親の情で
また当作品を単なるラブコメとかよりも一枚ぬくくしているかとおもう。







怪人開発部の黒井津さん 第5話 深淵に住まいし魔物との契約は、
その身の破滅を対価とするも、一抹の笑みによって救われる、
ソロモン王の指輪が如く  △+





「決済にはんこ」とか昭和かっ、っておもうけどね
先進国のはずの当邦ではいまだにある因習でその面倒さを
戯画化してはいるけど忠実に再現しているとおもうね
まああるいは「えらいひと」と直接対面する機会をもうけている
ともとれるかもね、このおはなしのように。
せまい部屋に美男美女がずらっと揃っているけど
現場にいる人たちはあんましたのしいわけではない
「仕事」があると関心が薄れるよねえ、そういうところは
このおはなしが「おしごともの」としてしっかり描かれているところ。






錆喰いビスコ 第6話 道連れと獲物 △+





「ロードもの」なんで因縁のある女と悪口をたたき合うのは
たのしみのひとつですわな 、小説的にも見栄えがするし
なにより気兼ねなくおしゃべりするたのしさは周知のことだ。
アニメーションとしては脱出劇と、あと商人との「交渉」が
うまみがましている感じですわな、同性同士だと永遠に
解決しない交渉も第三者の異性をはさむと2秒で解決することが
あるのは不思議なことですわなあ。






天才王子の赤字国家再生術 
第6話 そうだ、国際会議に出よう △+





会議に出席するってだけで国内外でトラブルが噴出するのが
「弱小国家」らしいかとおもう、まあ「お出かけ」なんで
見る方にはたのしいのだけど「宗教」とか「内乱」とか
「民族差別」とか塩っけもたっぷりで血圧あがりそうだ。
各種交渉関係のたのしさはいつもどおりだけど
冒頭のニニムとのいつものいちゃつきもなにげに見物だね
銀髪を黒く染めていたけどそういうふうに外見で迫害を
受けてきたからこそそういう変装の術が発達したのだともとれるし
そのあたりのナイーブなことをダシにからかえるぐらいに
仲が親密なのもわかるしかけだ。






平家物語 第5話 橋合戦 △+





重盛がいなくなった途端この騒ぎで当作品にとっても
平家にとっても(おそらく日本の歴史にとっても)
重要な人だったとイヤでもわかるしかけだ
後白河も喪もあけやらでその重盛の領地と取り上げようとするとか
清盛も激おこですわなあ 、で一層両者の憎しみは深くなったかと
あるいはそうやって人は争うものだ、と「戦記もの」として
当作品はみごとに人のこころをつかんでいるのかとおもう
その一方で徳子まわりのように母と女としての苦しい
心情の機微にも触れていて、なんでこんなに露わなのかと
呆れる次第ではあるね、そう「滅び」を通して観ているからかもね
そいつの前には男も女も平家も貴族も等しく平等だから。



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