虚構推理 第9話 鋼人七瀬攻略議会 △+
「想像力の怪物」の「想像力」をそぎ取る為の
「名無し」との掲示板を使った闘い、とかナウい。
孤独な闘いではあるけれどもそもそも「ミステリ」では
探偵は己が知力をもとに犯人以下他の「聴衆」の
「反論」と戦うわけで、そういう意味では純粋な
ミステリの形式が非常に上手く現代当邦文化にアジャスト
しているといえよう。くわえてこの形式琴子ちゃんが
喋るだけなんでアニメーションとして負担が軽いのがずるいねw
しかしそれは「手抜き」ではなく作品としてのスタイルなので
文句があるわけではない、しかも今回は「ジャブ」のような
ものなのらしいのでこの知的なタフさは一見の価値があるといえよう
しかしまあ「アイドル」っちゅう現代最強の想像の怪物と
闘うってのはこういうことなのかもしれんの。
魔術士オーフェンはぐれ旅
第10話 我が過去を消せ暗殺者 △(+)
「ニセものとの闘い」とか最近はあんまし見なくなったね
あるいは「まがいもの」と不断に闘っているのかもだけど。
「ロボット」のほうが「目的」の為に迷いがないから
確かに「強い」と言えるかもね。そしてそいつと不完全な
「人間」がどう闘うかってとこにハナシの焦点があたるわけだ
まあいつもどおり当作品「勝利の理由」があんましスッキリ
しないのだけど、なんだろねシスコン野郎の自分探しの旅
てきなとこが強いので「ヒロイック」てきなパワーゲームに
あんまし与していないのがその理由かしらん。
BanG Dream! 3rd Season
第7話 音に残しておきたくて △++
相変わらずロゼリアはできているねえ
「青春の失敗」も込み込みでやられちゃうと
ぐうの音もでないわな、それどころか他のバンドも
対戦相手のラスの連中も何が本当の「勝利」か
なーんとなく理解しているのがまぶしいね
高いパフォーマンスが他の人達に良い影響を与えて
それが連鎖していてムーヴになる―っていうまさしく「音楽」の
チカラそのものが綺麗にリップルエフェクトしているかとおもう
レイヤちゃんに焦点があたるのはよいね、高い歌ヂカラに
真面目な性格、っちゅう彼女が自分には何が足りないかってのに
気づくのがラスが次にステップに登るきっかけになるかとおもう
もう「ライバル」としては充分以上に視聴者にビートをきざんでるけどさ。
ダーウィンズゲーム 第10話 旧王(オールドワン) △+
ワンの言うとおり「子豚ちゃんの解体ショー」
以上でも以下でもないね、人質救出は異常に難しくて
そして失敗しただけにすぎないわけだ。
しかしこのおはなしこういう「つまらない感情」が
残っているのがよいね、パワーゲームのなかで簡単に
ワンのような「異常者」にならないのが足腰が
しっかりしているハナシにしあげているかともう
あるいは「藻掻くもの」としてのくっきりした姿というか。
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