◇ 日経平均は9週連続の上昇 = 先週のハイライトは、9日の木曜日だった。日経平均は午前中468円上げて2万3000円を突破、しかし午後は急転859円の下げ。結局、終り値は45円安となった。売り買いが入り乱れたため、東証1部の売買代金は5兆円に。この日の地合いを受けて、10日の株価も大きく下げている。ただ週前半の上昇が利いて、日経平均は週間142円の値上がり。9週間連続の上昇となった。
ダウ平均の上昇は8週間でストップした。先週は117ドルの値下がり。大幅減税法案に関して上院と下院の意見が折り合わず、その成立が危うくなってきた。法人税などの大幅減税は株価を押し上げる材料となっているだけに、市場は冷水をかけられた形。このニュースをきっかけに、利益確定売りがどっと現われたようだ。
こうした先週からの流れを受けて、今週の株価はどう動くのだろうか。反発するのか。それとも調整を続けるのか。なにしろ株価の上昇ピッチが速すぎる。特に東京市場は9週間連続の上げで、この間3400円も上昇した。先行きのことを考えれば、この際はもう少し調整しておいた方がいいように思うが。さて、どうなるだろう。
今週は13日に、10月の企業物価。15日に、7-9月期のGDP速報と10月の訪日外国人客数。アメリカでは14日に、10月の生産者物価。15日に、10月の消費者物価と小売り売上高。16日に、10月の工業生産と11月のNAHB住宅価格。17日に、10月の住宅着工戸数。またEUが15日に、7-9月期のGDP改定値。中国が14日に、10月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪13日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
ダウ平均の上昇は8週間でストップした。先週は117ドルの値下がり。大幅減税法案に関して上院と下院の意見が折り合わず、その成立が危うくなってきた。法人税などの大幅減税は株価を押し上げる材料となっているだけに、市場は冷水をかけられた形。このニュースをきっかけに、利益確定売りがどっと現われたようだ。
こうした先週からの流れを受けて、今週の株価はどう動くのだろうか。反発するのか。それとも調整を続けるのか。なにしろ株価の上昇ピッチが速すぎる。特に東京市場は9週間連続の上げで、この間3400円も上昇した。先行きのことを考えれば、この際はもう少し調整しておいた方がいいように思うが。さて、どうなるだろう。
今週は13日に、10月の企業物価。15日に、7-9月期のGDP速報と10月の訪日外国人客数。アメリカでは14日に、10月の生産者物価。15日に、10月の消費者物価と小売り売上高。16日に、10月の工業生産と11月のNAHB住宅価格。17日に、10月の住宅着工戸数。またEUが15日に、7-9月期のGDP改定値。中国が14日に、10月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪13日の日経平均は? 予想 = 下げ≫