経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (10)

2020-05-16 08:11:31 | なし
◇ 規制緩和の結果は2-4週後に = 日本時間15日午前0時の集計。アメリカの死亡者数は8万4144人、ついに8万人を超えた。この調子だと、間もなく10万人に達するだろう。続いてイギリス、イタリアが3万人台。スペインとフランスが2万人台。そしてブラジルが1万人を超えてきた。中国は4633人、韓国は260人、日本は726人となっている。

前週からの増加数をみると、アメリカは1万0709人の増加。ただアメリカを含めて各国の増加数は、前週よりも縮小した。そのなかでブラジルだけは増加数が拡大、前週比で4688人の増加となっている。このほかロシアや南アフリカ、インドなどでは感染者が急増する兆しをみせており、コロナ・ウイルスとの主戦場は先進国から新興国に移る公算が大きい。

人口100万人当たりの死亡者数では、ベルギーが774人でいぜんトップ。それだけ3-4月のコロナ被害が大きかったことを示している。あとはスペイン、イタリア、イギリスの順。人口の多いアメリカは257人で、全体の7位だった。中国は3.25人で前週と変わらず。韓国は5.07人、日本は5.72人で、初めて韓国を上回った。

こうした状況のなかで、多くの国が規制の解除に動き出した。各国の罹災状況と解除の方法はまちまちだから、一概にその結果を予測することは出来ない。だが成功する国と失敗する国に、大きく2分されるのではないか。その結果は、おそらく2-4週後の死亡者数に表われることになるだろう。

       ≪15日の日経平均 = 上げ +122.69円≫

       【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】   

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