◇ NYは総崩れ、東京は土俵際 = ダウ平均は先週、休日をはさんで4日間の続落。週間では1127ドルの大幅な下落となった。アップルを筆頭にIT関連株が振るわなかったところへ、住宅関係の指標が予想を下回り追い討ちをかけた。11月決算のヘッジファンドが、利益確定の売りに出たことも響いている。市場では、クリスマス商戦に望みをつなぐしかないという空気が強い。
ニューヨークが総崩れになったにもかかわらず、東京市場はなんとか持ちこたえた。日経平均は先週34円の値下がり。9月中間決算の成績がいいだけに、下値を拾う投資家も少なくない。政府の消費増税対策が煮詰まってきたことも、相場の下支えになっているようだ。ただし今後の株価見通しについては、慎重論が増えてきたことは確かである。
先週末の株価を10月初めの高値と比べると、ダウ平均は2542ドル、率にして9.4%の下げ。日経平均は2624円、10.8%の下落となっている。この辺で下げ止まれば、一時的な調整ということになる。だが、さらに下落が続けば、株価は下降局面入りと判定されることになるだろう。その意味では、今週の動きは重要だ。
今週は27日に、10月の企業向けサービス価格。29日に、10月の商業動態統計。30日に、10月の労働力調査、鉱工業生産、住宅着工戸数、11月の消費者態度指数。アメリカでは27日に、9月のFHFA住宅価格、11月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。28日に、7-9月期のGDP改定値、10月の新築住宅販売。29日に、10月の中古住宅販売。また中国が30日に、製造業と非製造業のPMIを発表する。なお30日にはアルゼンチンでG20が開かれる。
≪26日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
ニューヨークが総崩れになったにもかかわらず、東京市場はなんとか持ちこたえた。日経平均は先週34円の値下がり。9月中間決算の成績がいいだけに、下値を拾う投資家も少なくない。政府の消費増税対策が煮詰まってきたことも、相場の下支えになっているようだ。ただし今後の株価見通しについては、慎重論が増えてきたことは確かである。
先週末の株価を10月初めの高値と比べると、ダウ平均は2542ドル、率にして9.4%の下げ。日経平均は2624円、10.8%の下落となっている。この辺で下げ止まれば、一時的な調整ということになる。だが、さらに下落が続けば、株価は下降局面入りと判定されることになるだろう。その意味では、今週の動きは重要だ。
今週は27日に、10月の企業向けサービス価格。29日に、10月の商業動態統計。30日に、10月の労働力調査、鉱工業生産、住宅着工戸数、11月の消費者態度指数。アメリカでは27日に、9月のFHFA住宅価格、11月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。28日に、7-9月期のGDP改定値、10月の新築住宅販売。29日に、10月の中古住宅販売。また中国が30日に、製造業と非製造業のPMIを発表する。なお30日にはアルゼンチンでG20が開かれる。
≪26日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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