◇ ダウは最高値まであと22ドル = ダウ平均は先週227ドルの値上がり。終り値は3万4756ドルに上昇、5月7日に付けた史上最高値まであと22ドルに迫った。ワクチン接種が進んで経済が正常化しつつあることが、市場の空気を明るくしている。週末には堅調な雇用統計が発表されたが、長期金利がやや下がったため、市場はFRBの政策転換を気にしなかった。
日経平均は先週208円の値下がり。終り値は2万9000円を割り込んだ。9都道府県に対する緊急事態宣言の延長など、相変わらずコロナの感染状況が重しとなっている。ただ先週の場合は、前週に大きく上げた反動の面も大きい。政府はオリンピックを強行する構えだが、市場はまだ開催することへの評価を下せないでいる。
ダウはいったん史上最高値を更新する可能性が大きい。しかし更新すると、FRBの政策転換が余計に気になり出すに違いない。したがって、なかなかジャンプするわけにはいかなさそうだ。しばらくは高値圏でのもみ合いが続くだろう。日経平均が遅れを取り戻すかどうかは、やはりコロナの状況しだい。その大きなメドは、20日に緊急事態を解除できるかどうかの見通しが、どう変わって行くかだ。
今週は7日に、4月の景気動向指数。8日に、1-3月期のGDP確定値、4月の毎月勤労統計、5月の景気ウオッチャー調査。10日に、5月の企業物価。11日に、4-6月期の法人企業景気予測調査。アメリカでは8日に、4月の貿易統計。10日に、5月の消費者物価。11日に、6月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が7日に、5月の貿易統計。9日に、5月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪7日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
日経平均は先週208円の値下がり。終り値は2万9000円を割り込んだ。9都道府県に対する緊急事態宣言の延長など、相変わらずコロナの感染状況が重しとなっている。ただ先週の場合は、前週に大きく上げた反動の面も大きい。政府はオリンピックを強行する構えだが、市場はまだ開催することへの評価を下せないでいる。
ダウはいったん史上最高値を更新する可能性が大きい。しかし更新すると、FRBの政策転換が余計に気になり出すに違いない。したがって、なかなかジャンプするわけにはいかなさそうだ。しばらくは高値圏でのもみ合いが続くだろう。日経平均が遅れを取り戻すかどうかは、やはりコロナの状況しだい。その大きなメドは、20日に緊急事態を解除できるかどうかの見通しが、どう変わって行くかだ。
今週は7日に、4月の景気動向指数。8日に、1-3月期のGDP確定値、4月の毎月勤労統計、5月の景気ウオッチャー調査。10日に、5月の企業物価。11日に、4-6月期の法人企業景気予測調査。アメリカでは8日に、4月の貿易統計。10日に、5月の消費者物価。11日に、6月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が7日に、5月の貿易統計。9日に、5月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪7日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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