◇ 利下げ0.5%に賭けたNY市場 = アメリカでは、製造業を中心に景況感の悪化が目立ってきた。FRBが発表した地区連銀の経済報告では、12連銀のうち7連銀で「製造業の減速」が指摘されている。またISM(サプライマネジメント協会)の製造業景況指数は、3年ぶりに50を割り込んだ。8月の非農業雇用者数も13万人の増加にとどまっている。にもかかわらず株価は上昇、先週のダウ平均は394ドル値上がりした。
中国に対する第4弾の関税引き上げが発動されたが、同時に閣僚級の交渉再開も発表された。イギリスのEU離脱は、またまた延期されそうな雲行き。香港のデモも小休止になった。このように国際的なリスクは、多少とも緩和されている。そこへアメリカ経済への注意信号が点滅し始めた。これでFRBは中旬の会議で、0.5%の利下げに踏み切るだろう。市場はこの一点に期待を寄せたようだ。
日経平均は先週495円の値上がり。ニュ―ヨークの市況に引きずられた面が強い。加えて円相場が少し下落したことも幸いした。企業の減益傾向が明白となったが、株価はこれに目をつぶった形。今週もこんな地合いが続くかもしれないが、来週にはFRBの利下げが発表になる。そのあと目標がなくなると、株価はどう動くのだろうか。
今週は9日に、4-6月期のGDP改定値、7月の国際収支、8月の景気ウオッチャー調査。11日に、7-9月期の法人企業景気予測調査。12日に、8月の企業物価、7月の機械受注と第3次産業活動指数。アメリカでは11日に、8月の生産者物価。12日に、8月の消費者物価。13日に、8月の小売り売上高と9月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が10日に、8月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪9日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
中国に対する第4弾の関税引き上げが発動されたが、同時に閣僚級の交渉再開も発表された。イギリスのEU離脱は、またまた延期されそうな雲行き。香港のデモも小休止になった。このように国際的なリスクは、多少とも緩和されている。そこへアメリカ経済への注意信号が点滅し始めた。これでFRBは中旬の会議で、0.5%の利下げに踏み切るだろう。市場はこの一点に期待を寄せたようだ。
日経平均は先週495円の値上がり。ニュ―ヨークの市況に引きずられた面が強い。加えて円相場が少し下落したことも幸いした。企業の減益傾向が明白となったが、株価はこれに目をつぶった形。今週もこんな地合いが続くかもしれないが、来週にはFRBの利下げが発表になる。そのあと目標がなくなると、株価はどう動くのだろうか。
今週は9日に、4-6月期のGDP改定値、7月の国際収支、8月の景気ウオッチャー調査。11日に、7-9月期の法人企業景気予測調査。12日に、8月の企業物価、7月の機械受注と第3次産業活動指数。アメリカでは11日に、8月の生産者物価。12日に、8月の消費者物価。13日に、8月の小売り売上高と9月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が10日に、8月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪9日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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