◇ ダウ平均に思わぬ障害物 = ダウ平均は先週10ドルの値下がり。米中首脳が15日にも「第1段階の合意」に署名するというニュースが伝わり、年明け早々から史上最高値を更新。市場では「年内3万ドルも視界に」という超楽観論さえ現われていた。ところが週末になって、アメリカの空爆でイラン革命防衛隊の司令官が死亡。市場は一転して警戒感に覆われた。金と日本円が買われており、投資家の心理は安全ムードに傾いている。
東京市場は先週、大納会の取り引きだけ。日経平均は181円の値下がりだった。正月休み中に「米中の部分合意」と「イラン司令官の殺害」が伝えられた。好悪2つの材料をどうみるかだが、やはり悪い方を重視することになるだろう。はたして6日の大発会で、日経平均は一時500円を超す下落となった。
今後はニューヨークの動き次第だが、イランの出方を予想できないだけに警戒感は長引くに違いない。少なくとも今週は、売り物が増えるだろう。また原油と日本円が、どの程度まで上昇するか。ただ株価が下げ続ければ、トランプ大統領が新たな株価対策を打ち出す可能性がある。大統領選挙を控えて、株価の大幅安は絶対に避けたいからだ。
今週は8日に、11月の毎月勤労統計と12月の消費動向調査。10日に、11月の家計調査と景気動向指数。アメリカでは7日に、11月の貿易統計と12月のISM非製造業景況指数。10日に、12月の雇用統計が発表される。なお11日には、香港で総統選挙が実施される。
≪6日の日経平均 = 下げ -451.76円≫
≪7日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
東京市場は先週、大納会の取り引きだけ。日経平均は181円の値下がりだった。正月休み中に「米中の部分合意」と「イラン司令官の殺害」が伝えられた。好悪2つの材料をどうみるかだが、やはり悪い方を重視することになるだろう。はたして6日の大発会で、日経平均は一時500円を超す下落となった。
今後はニューヨークの動き次第だが、イランの出方を予想できないだけに警戒感は長引くに違いない。少なくとも今週は、売り物が増えるだろう。また原油と日本円が、どの程度まで上昇するか。ただ株価が下げ続ければ、トランプ大統領が新たな株価対策を打ち出す可能性がある。大統領選挙を控えて、株価の大幅安は絶対に避けたいからだ。
今週は8日に、11月の毎月勤労統計と12月の消費動向調査。10日に、11月の家計調査と景気動向指数。アメリカでは7日に、11月の貿易統計と12月のISM非製造業景況指数。10日に、12月の雇用統計が発表される。なお11日には、香港で総統選挙が実施される。
≪6日の日経平均 = 下げ -451.76円≫
≪7日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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