◇ 年初来高値を付けた日経平均 = 日経平均は先週694円の値上がり。ほぼ10か月ぶりに年初来高値を更新して終わった。先々週からの上げ幅は1000円を超えている。ニューヨークの株価が前半は堅調に推移。また米中経済戦争が中休みの形となったことに加えて、半導体の市況に底入れの兆しが見え、買い方が勢いづいた。円相場がほとんど動かなかったことも、安心感につながっている。
ダウ平均は先週46ドルの値下がり。初めは銀行や保険会社の好調な決算発表で上げたが、金曜日になってボーイングやJ&Jの業績悪化が明らかとなり、値を崩した。米中間の部分合意やFRBによる利下げ期待はプラス材料だったが、中国の成長鈍化や大詰めにきたイギリスのEU離脱問題はマイナス材料だった。
日米ともに、これから4-9月期の決算発表が本格化する。各種の予測から判断すると、日米ともに業績の悪化は避けられそうにない。ただ市場の空気からみると、ニュ―ヨークは割と素直に順応しそう。しかし東京は、いまのところ強気一点張りのように見受けられる。その強気がどこまで続くのか。早ければ今週にも、転機が訪れるかもしれない。
今週は21日に、9月の貿易統計、8月の全産業活動指数。アメリカでは22日に、9月の中古住宅販売。24日に、9月の新築住宅販売、10月のPMI製造業景況指数が発表される。
≪21日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
ダウ平均は先週46ドルの値下がり。初めは銀行や保険会社の好調な決算発表で上げたが、金曜日になってボーイングやJ&Jの業績悪化が明らかとなり、値を崩した。米中間の部分合意やFRBによる利下げ期待はプラス材料だったが、中国の成長鈍化や大詰めにきたイギリスのEU離脱問題はマイナス材料だった。
日米ともに、これから4-9月期の決算発表が本格化する。各種の予測から判断すると、日米ともに業績の悪化は避けられそうにない。ただ市場の空気からみると、ニュ―ヨークは割と素直に順応しそう。しかし東京は、いまのところ強気一点張りのように見受けられる。その強気がどこまで続くのか。早ければ今週にも、転機が訪れるかもしれない。
今週は21日に、9月の貿易統計、8月の全産業活動指数。アメリカでは22日に、9月の中古住宅販売。24日に、9月の新築住宅販売、10月のPMI製造業景況指数が発表される。
≪21日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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