◇ 日本株は2万8000円台で売りが = ダウ平均は先週103ドルの値上がり。パウエルFRB議長が講演で「早ければ12月に利上げペースを減速する」と言明したため、30日には737ドルも急騰した。しかし、その前は議長が何をしゃべるか警戒して下げ。そのあともISM(サプライ・マネジメント協会)の景況指数が50を割ったり、雇用の強すぎる統計が発表されたりして下げ。結局は100ドルほどの上昇に落ち着いた。
日経平均は先週505円の値下がり。ニューヨークの急騰に合わせて1日だけは250円ほど上昇したが、あとはすべて下げた。7-9月期の企業業績が予想以上に好調だったこと、円相場が大きく上昇に振れたことにも、市場は動かない。ワールドカップで日本勢が大健闘したため関連銘柄には買いも入ったが、全体としては下げた。2万8000円を超えると、どうしても売りがかさむようだ。
FRBによる政策金利の引き上げ幅が、12月は0.5%になることがほぼ確定。しかし11月の雇用統計で、賃金の上昇率がいぜん高いことも判明。ここからFRBの利上げは長期化する可能性も見えてきた。市場としては、利上げが当面は減速することと将来的に長引きそうなことと、どちらを重視したらいいのか迷うに違いない。・
今週は6日に、10月の家計調査、毎月勤労統計。7日に、10月の景気動向指数。8日に、7-9月期のGDP確定値、11月の景気ウオッチャー調査。アメリカでは5日に、11月のISM非製造業景況指数。6日に、10月の貿易統計。9日に、11月の生産者物価、12月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が7日に、11月の貿易統計。9日に、11月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪5日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
日経平均は先週505円の値下がり。ニューヨークの急騰に合わせて1日だけは250円ほど上昇したが、あとはすべて下げた。7-9月期の企業業績が予想以上に好調だったこと、円相場が大きく上昇に振れたことにも、市場は動かない。ワールドカップで日本勢が大健闘したため関連銘柄には買いも入ったが、全体としては下げた。2万8000円を超えると、どうしても売りがかさむようだ。
FRBによる政策金利の引き上げ幅が、12月は0.5%になることがほぼ確定。しかし11月の雇用統計で、賃金の上昇率がいぜん高いことも判明。ここからFRBの利上げは長期化する可能性も見えてきた。市場としては、利上げが当面は減速することと将来的に長引きそうなことと、どちらを重視したらいいのか迷うに違いない。・
今週は6日に、10月の家計調査、毎月勤労統計。7日に、10月の景気動向指数。8日に、7-9月期のGDP確定値、11月の景気ウオッチャー調査。アメリカでは5日に、11月のISM非製造業景況指数。6日に、10月の貿易統計。9日に、11月の生産者物価、12月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が7日に、11月の貿易統計。9日に、11月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪5日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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