◇ ダウとSP500がまたまた最高値 = ダウ平均は先週331ドルの値上がり。終り値は3万9807ドルで、またまた史上最高値を更新した。SP500も新高値を記録している。景気動向が堅調な一方で、FRBは年内3回の利下げを断念していない。市場はこの状態を好感、幅広い分野に買いを入れている。ダウ平均は1-3月期に2117ドル、率にすると5.6%の上昇だった。
日経平均は先週519円の値下がり。ただ終り値は4万円台を維持している。前週に2000円も上げたことの反動に加えて、年度末の利益確定売りが影響した。またアメリカの長期金利が上昇したために、ドル高・円安が進行。一時は152円に近付いたことから、外国為替市場では政府による介入が心配された。この警戒感は株式市場にも、微妙に響いている。日経平均は1-3月期に6905円、率にして20.6%の上昇だった。
アメリカでは商業用不動産の価格が低下している。また株価を先導してきたエヌビディアの株価が、頭打ちからやや下げ気味。さらにインフレ再燃論も聞こえてきた。こんなところが要注意点だが、ダウはとりあえず4万ドル台には乗せるだろう。一方、日本は新年度入り。株式市場にとっては、なにか元気の出る材料が欲しいところだ。
今週は1日に、3月の日銀短観、新車販売。5日に、2月の家計調査、景気動向指数。アメリカでは1日に、3月のISM製造業景況指数。3日に、ISM非製造業景況指数。4日に、2月の貿易統計。5日に、3月の雇用統計。また中国が1日に、製造業と非製造業のPMIを発表する。なお1日から、運送業・建設業・医師の時間外労働の上限規制が実施。
≪1日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
日経平均は先週519円の値下がり。ただ終り値は4万円台を維持している。前週に2000円も上げたことの反動に加えて、年度末の利益確定売りが影響した。またアメリカの長期金利が上昇したために、ドル高・円安が進行。一時は152円に近付いたことから、外国為替市場では政府による介入が心配された。この警戒感は株式市場にも、微妙に響いている。日経平均は1-3月期に6905円、率にして20.6%の上昇だった。
アメリカでは商業用不動産の価格が低下している。また株価を先導してきたエヌビディアの株価が、頭打ちからやや下げ気味。さらにインフレ再燃論も聞こえてきた。こんなところが要注意点だが、ダウはとりあえず4万ドル台には乗せるだろう。一方、日本は新年度入り。株式市場にとっては、なにか元気の出る材料が欲しいところだ。
今週は1日に、3月の日銀短観、新車販売。5日に、2月の家計調査、景気動向指数。アメリカでは1日に、3月のISM製造業景況指数。3日に、ISM非製造業景況指数。4日に、2月の貿易統計。5日に、3月の雇用統計。また中国が1日に、製造業と非製造業のPMIを発表する。なお1日から、運送業・建設業・医師の時間外労働の上限規制が実施。
≪1日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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