◇ 緊急事態宣言の解除で上向く = 経済産業省は29日、10月の商業動態統計を発表した。それによると、商業販売の総額は48兆8750億円で前年を5.0%上回った。このうち小売り業の販売総額は12兆5520億円、前年比で0.9%の増加だった。10月1日から緊急事態宣言などの行動規制が全面的に解除されたためで、デパートや家電大型専門店など多くの業態で売り上げが伸びた。
業態別にみると、デパートの販売額は4265億円。前年比2.5%の増加で、3か月ぶりのプラス。家電大型専門店は3511億円で1.9%の増加、5か月ぶりのプラス。ホームセンターは2808億円で0.4%の増加、6か月ぶりのプラス。スーパーは9927億円で0.9%の増加となっている。コンビニは9927億円で、前年比0.2%の減少だった。
業種別にみると、大きく伸びたのは燃料小売り業で、前年比25.9%の増加。ガソリンや灯油の値上がりによるところが大きい。飲食料品小売り業は3.7%の増加。機械器具は2.2%の増加だった。一方、自動車小売り業は19.5%の減少、無店舗小売り業も2.0%の減少となっている。
小売り業は全体として息を吹き返した感じだが、巣ごもりからのリベンジ消費は小幅にとどまった。消費者はまだ恐る恐る財布のひもを緩め始めた状態と言えるだろう。11月はもう少し積極的な消費行動に移ると予想される。ただ南アフリカ発の新型変異ウイルスが発生したから、年末年始の状況がどうなるか。予測は難しくなってきた。
≪30日の日経平均 = 下げ -462.16円≫
≪1日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
業態別にみると、デパートの販売額は4265億円。前年比2.5%の増加で、3か月ぶりのプラス。家電大型専門店は3511億円で1.9%の増加、5か月ぶりのプラス。ホームセンターは2808億円で0.4%の増加、6か月ぶりのプラス。スーパーは9927億円で0.9%の増加となっている。コンビニは9927億円で、前年比0.2%の減少だった。
業種別にみると、大きく伸びたのは燃料小売り業で、前年比25.9%の増加。ガソリンや灯油の値上がりによるところが大きい。飲食料品小売り業は3.7%の増加。機械器具は2.2%の増加だった。一方、自動車小売り業は19.5%の減少、無店舗小売り業も2.0%の減少となっている。
小売り業は全体として息を吹き返した感じだが、巣ごもりからのリベンジ消費は小幅にとどまった。消費者はまだ恐る恐る財布のひもを緩め始めた状態と言えるだろう。11月はもう少し積極的な消費行動に移ると予想される。ただ南アフリカ発の新型変異ウイルスが発生したから、年末年始の状況がどうなるか。予測は難しくなってきた。
≪30日の日経平均 = 下げ -462.16円≫
≪1日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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