魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

デイリーのツボ

2006年05月23日 | ワイン ~2019年
本日はマイ・デイリーのヴァル・コロンベ(南仏、600円前後)

本当に落ち着ける瞬間というのは、何も考えないでいられること。
つまり、ワインがいくらのものかは全く関係なく、味わいも大して関係なく?
(叱られるかも?)ダラダラと何かをしながら飲むのが最高です。

もちろん素敵な方や気のおけない友人と飲むのも最高だけど、
ひとりの時はあえて高いワインは必要ないです。
つまり、仮に独身だったらお手軽ワインだけあれば十分。
ヴォーヌ・ロマネやポーヤックは要りません。ホントに?

ヴィンテージも産地も関係ないのです。ある一定以上のレベルの味であれば、
お酒が飲めて(アルコールに酔えて)、それが大好きな赤ワインならそれで
十分です。意外と皆さん、本当はそんなもんでしょ?


ワイン飲んで、あーだ、こーだ、言ってるけど、長い人生の退屈を紛らすため
のもので、人間、今現在それなりの環境に置かれたら、どうとでもなるもんです。

えっ、それだけじゃつまらん? ですか・・・・・・
では、そんなあなたに朗報を。
このヴァル・コロンベが2005年物から合成(人工)コルクに変わります。

実はこのワイン、ブショネを含めてボトル差が大きかったのですが、
(私は何ケースも飲んでいますので)これからは大丈夫と自信を持って
言えるワインとなるのです。これは嬉しいです。

先日あまりにブショネが多かったので、輸入元に文句を言ってしまったの
ですが、次の年からコルクが変わるとのことで胸をなで下ろしました。
多分、同じ様なクレームがあったから、造り手も考えたのだと推測します。
ブショネは造り手(メーカー、ワイナリー)の責任と言えるでしょう。
近年、スクリューキャップや合成コルク、圧縮コルク、ガラス栓等が
開発、使用され、問題解決へ向かっている動きを大歓迎したいです。

ブショネの問題はまた別の日に書くことにしましょう。


コメント
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