魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

世界遺産か

2008年09月27日 | ワイン ~2019年
昨日書きました大野教会はすでに世界遺産の暫定リストに
入っていますが・・・、


http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2008092604.shtml


憧れの軍艦島、世界遺産暫定リスト入り(クリック)ですよー。

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!!!!!!!!!


最近、結構荒らされているようなので、退廃の美学のまま
残して欲しいですし・・・・・、そしていつか滅びて欲しいです。

しかし認定されるかどうかはこれからです。


気分的にはちょっとだけ祝杯?
さてワインを飲みましょう。

2005 ペトローロ (ヴァルダルノ)
   (イタリア、トスカーナ州、赤、2千円程度)

実にイタリアっぽいワインです。
色からして、若いのに赤々としていず、むしろ黒々やらちょっと茶色
っぽさがあります。

香りは黒土、黒糖、革、キノコ、ヨード、それなりの甘さも
香っています。


味わいはやはり黒っぽさ、革の風味が支配します。
さらに酸があって、あまり濃いわけでも、要素が強いわけではない
のであまり保たないでしょう。でもいったん元気な果実味が落ちて
からはずっとイタリア古酒らしい味わいが続くと思われます。

旨味も乗って、それなりに美味しいと思います。
決して悪くはないのですが、うちのカラーではないです。


イタリアらしいワインがお好きな方は、きっと合うのでしょうが、
一般的に広いターゲットとはちょっと違うと思いますし、
1本最初から最後まで飲むには、個人的にきついです。(厳しい?)

時間が経つと鉄錆の風味がしてきそうで、まるで廃墟を想像させます。
残念ながら採用はできないでしょう。


ところで、廃墟で酒盛りはしませんが、やはり古酒が
似合いそうですね。


コメント (6)
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