魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

Always 続・三丁目の夕日

2008年11月22日 | Weblog
TV放送の「Always 続・三丁目の夕日」を見ました。


カットされたシーンがいくつもあって残念でした。

見れば見るほど作りの細かさに気付きます。
・・・って見たのは3回目くらいですけど。


しかし、今の社会とこの昭和34年頃との違いって大きいですね。

昔は貧しくて不便だったことも多いけど、失くしたものの多さ
も気付かされます。

人の良さ、お節介もありつつの助けあう気持ち、暖かさ、
純粋さ、町中のコミュニケーション、夢、明るい明日や将来・・・

そんなのって商店街や小さなお店、工場、市場などを介して、その町
その町であったのですよね。


今じゃ大きなスーパーや郊外のショッピングセンターばかり。
冷たくて、なんか違います。
規制緩和政策で大店舗法が廃止され、完全に崩れてしまいましたね。

規制のない自由競争は「ライオンもウサギも全部一緒の檻に入れること」
ですし、その中でアメリカの唱えるグローバル化も「自分はライオンだ」
という思いこみのアメリカ主導の産物です。
食うか食われるかが激しすぎる社会では、人間もカリカリとなってしまい
余裕もなく、関係もぎくしゃくしてしまうものでしょう。

えっと・・・愚痴っても仕方ないのですが、
タイトル「Always 続・三丁目の夕日」では「お金より大事なもの」が
なにか?それは確かにあるのか?というのが主題でしょう。

貧しくても、ささやかでも、夢を持ってがんばりたいですね。


もちろんこの映画が嫌いな方もいらっしゃるでしょうが、突っ込ま
ないでやってください。

コメント
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