魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

贅沢なのか

2008年11月08日 | ワイン ~2019年
「熊本ワイン」の赤を飲んでいます。

甘口と辛口があるようですが、今飲んでいるのは辛口の方。

甘口は想像するに、つらくなりそうです。


ブドウはマスカットベリーA種です。

この品種はマスカットとベリーA種の掛け合わせです。
国産ワイン特有の品種で、日本の風土に良く合うとされて
はいますが・・・・・正直、今まで心を打たれた経験がありません。


そこそこ飲めて、アロマティックでフルーティーではあります。
しかし、世界と勝負するには限界を感じてしまうのです。

国産で有名高品質銘柄といえば「桔梗が原メルロ」など有名ですが、
メルロ種で勝負していますよね。

よその国にはない「マスカットベリーA種」では無理かなー?
なんて感じたりもします。

ここは転換してもいいのではないでしょうか。
ただ、「何も世界と勝負しなくてもいい、お土産品として売れればいい」
というのならそれはそれです。

国産ワインの大きな指向性のジレンマを感じてしまいます。

しかしそれでも、ワインをありがたく飲めることは幸せなのですけどね。
贅沢言っちゃいけないのでしょうか。


もし感動できる国産べりーAのワインをご存知の方がいらっしゃい
ましたら教えてください。

コメント (4)
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