魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

神の雫 第9話(最終回)

2009年03月11日 | ワイン ~2019年
いやいや、早いものでもう最終回です。

本来なら全11話くらいだったはずですが、視聴率が悪すぎて全9話に
なったのでしょう。


フランス人をもてなす場面で、フランスのおっさんが香りをひと嗅ぎ
だけで「サントーバンかね?」と言い当てるシーンは、いくら
なんでも鬼すぎました。 実際はまず不可能です。


いよいよディナーのメインのワインの時・・・「モンテュス」
これじゃ弱い! ですよね。



さて、最終回は本命「神の雫」となるワインが登場しました。

きっと誰も予想できなかったと思います。


「Ch.ル・ピュイ」という知る人ぞ知る無名ワインです。

ル・ピュイには2種類あります。
「バルテレミー」と「トラディション」です。

前者は年産500ケースの高級ワインで1万5千円以上するでしょうか。

後者は下のクラスで5、6千円前後程度です。

自然派、無添加を持ってくるとは思いもよりませんでした。
ちなみに、私も飲んだことがありません。


「代々受け継ぐ」とかヒントが出たので、もしや、フィロキセラの
被害をまぬがれ、接ぎ木をしないままの・・・・・そう、

「グラムノン パスカル!」オオオ・・・

とかが、一瞬よぎりましたが、よりによって、マイナーなセレクションでした。


まったくもって、はぐらかされたので、ただ今、反省会です。


って、飲んでるだろって?

ハイハイ、その通りでございます。


ただね、終盤の臭いエンディングはドラマとしてやめてほしかったです。

なんで「おおおおお・・・・・」の遠峰一青氏が赤ちゃんを抱いて・・・・・

違うやろーーー!


そういえば「赤ちゃんのうんち」という言葉はワインを表現する上で
時々使われることがあります。

遠峰一青氏がその後、ワインの表現で「赤ちゃんのうんち」を多用したか
どうか?はさだかではない・・・・・ってことで、めでたく完!

コメント (3)
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