魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

時間も忘れる美味しさ

2009年03月02日 | ワイン ~2019年
そういえば、博多で飲んだワインを書いておかなければですね。
自分のためにも・・・忘れてしまいますし。

資料を整理しながら、仕入れの算段をしながら飲んだのです。


安ホテルにはワイングラスなんてありませんので、100円ショップ
にて足のないグラス(これ最高!)を買ってきて、このワインを
飲みましたよ。


2006 パイクス “ヒル・ブロック” CS
  (豪、カベルネ種主体、赤、2千円台後半)

これは明るいですね。
チェリー、イチゴ、ミント、ユーカリもある?香り。

濃く、厚みがあります。何たって明るい、甘み、旨味ののった
フルーツは良いですね~。
さらにニュアンスもあり、伸びやかで美味しいです。

近年の干ばつで苦しむオーストラリアを想像させない味わい
かもしれません。欲をいえば、もう少しでいいから重厚で
あって欲しいところ。現状でも十分満足しますし、問題はあり
ませんが、あくまでプラスαができれば、という視点です。

でも時間も忘れるほど美味しく頂きましたよ。


仕入れる可能性は80%です。

なんで100%じゃないかって???


実は次の他社の試飲会で、同価格帯の同傾向のワインと比較した
うえで決断するからです。

今月も試飲会の予定があります。

いろいろとある中で、ラインナップを検討しなければなりません。




さて、時間を忘れるといえば、今夜は久しぶりにテレビ放送され
ました「MI-3」、「M:I:Ⅲ」(ミッション・インポッシブル3)
をゆっくりと観てしまいました。

はっきり言って、あり得ないほどのドタバタアクションの
意味もないハチャメチャ映画でした。(確かに凄くはあるけど)

いかにもアメリカらしい、自己中正義、自己中大活躍的
なもので、大袈裟娯楽映画の1本でした。
アクション映画なんてそれ以上を求めてもいけないでしょうね。

そういえば、主演のトム・クルーズもかなりのワイン好きで、
自家用ジェットでフランスまで買いに行くんでしたよね。


はっきり言いますよ。
この映画には、地元カリフォルニアのパック入り安ワインで十分です。


もっと、ブルゴーニュのピノやカリフォルニアの高級ピノが馴染む
くらいの悠々とした名作を期待します。

コメント
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