魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

第四回軍艦島コンシェルジュ講座(ガイド編)

2009年03月27日 | ちょっと怪しい
さて、もう4回目です。

今回は「ガイドのやり方」ということでの講座でした。

我らが坂本さんがやっていらっしゃるやり方を、身振り手振りで
解説していただきました。

こうして用意した写真を示しながらの説明です。


もうこの方はミスター(軍艦島)と呼んでもいいかも?


なんでも長崎港から出発すると、軍艦島に着くまでの時間は解説
を必要とするのだけど、軍艦島が見えてくると、お客さんは
島に夢中で写真ばかり撮って、解説などほとんど聞かないそうです。
ナルホドネ~


次に実際のクルーズの画像を見ながらの解説です。




画像正面に見えていますのは、「ドルフィン桟橋」で~す。
台風被害などで3度も作りなおした上陸用のメイン桟橋です。
・・・ってな具合。

うまく私に出来るだろうか?

やはりガイドは難しいと思います。しっかりと飽きさせない工夫、
リピートしていただける工夫、情熱やマニア心をくすぐる工夫・・・。

特に今回の上陸出来る場所が、かなり制限されたため(200メートル
程度の遊歩道のみで、極一部しか公開されない)、がっかりポイント
となりかねないだけに、観光客とのトラブルさえも懸念されます。

さらに時化た日には、着岸、上陸は出来ません。


上陸できたとしても、観光客は絶対にこの言葉を言う。間違いなく。

たったこれだけ~?!

さあ、どうする長崎市、どうする旅行会社、どうするガイドたち!


そこで私が「端島音頭」を歌っても許してくれそうにありません。



対策はまた考えるとして・・・


端島出身の方が8ミリで撮った貴重な映像を見ることが出来ました。
どこにも未公開のものです。これが良かった。






上が当時の稼働している竪坑です。


そしてこんなのも。




人々の暮らしも映っていました。

でも心をとらえたのは、モクモクと煙が上がり、しっかりと稼働して
いる炭坑の「力」でした。やはりこのパワーこそが、多くの人を
住まわせ、生活を支え、また今の廃墟としての魅力の奥底に存在する
「本質、源流」のように感じます。

さて、次回はどうなる?

コメント (2)
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