魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

第2回軍艦島コンシェルジュ講座

2009年03月14日 | ちょっと怪しい
第2回軍艦島コンシェルジュ講座へと行ってまいりました。


今回は「最盛期エピソード」がテーマです。


まずDVDを見ました。


「島の四季」というDVDでは・・・やはり、もともと「ほとんど緑の
ない島」ですから、自然の風物詩はとても弱く、島の暮らしの
中での人々の織りなす風物詩、というのがほとんどのようでした。

だって、炭坑のために作られた島ですからね。



その後、元島民の方3名のお話しを聞かせていただきました。

語り手の方が話すうちに、だんだんと心が若い時に戻っていくかの
ような、郷愁と育った土地への愛情にあふれるお話しでした。


主役はやはり子供達だったようで、限られた中で大いに遊ぶ子供と
それを見守り育てた大人や、環境というのはどこも同じ。

子供のキラキラと光る眼差しこそ未来を作るんですよね。


最盛期もそうですが、戦争時の話、朝鮮人、中国人関連の話・・・・・

いろいろと聞くことができましたが、まだまだ尽きないですね。



この島の魅力の一端は、過去と廃墟となった現在の対比で、
より光輝きます。

しかしもっと、現在からの視点で、ほとんどを外部から頼らなければ
生きていけない日本の縮図として、人はそこで何を残したのか?
人の想いや希望、もちろん廃墟(キング・オヴ・廃墟)としても、
・・・さまざまな発見を掘り起こして、魅力を探してみたい
と思います。


次回も楽しみです。


こんな夜は寝酒のワインを飲んで、もしかしたら、夢の中で
島内をさまようかも?です。

コメント
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