軍艦島強制連行についてのセミナー

今日は大真面目ですぞ！


軍艦島での強制連行についてセミナーがありました。


長崎大学名誉教授の高實康稔さんのレクチャーでした。


こういった話題はつまんない！とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、
軍艦島を語る上でも、そして炭鉱の歴史の上でも、避けられないお話
なんです。


どこまで、どの程度まで、が事実なのか？
ぜひご検証いただきたい話題です。




長崎では三菱がある関係上、軍事工場へも派遣、強制？労働は
行われていました。

炭坑や兵器工場では労働環境も劣悪な上に、同胞を攻撃する兵器や
その生産に欠かせない製鉄の資源を掘る労働はどれだけ心苦しかった
かも心中察するものってありますよね。


時期的にもいろいろと変遷はあって、高島、崎戸など他の炭坑との
関連も出てきて、単純に語れません。


朝鮮人と中国人は実は区別されていて、立場も違っていました。
ただ、悲壮な過去の事実として否定はできません。


賠償請求や裁判となるとまた別問題となってきますし、私ごときでは
到底言及できません。


とにかく考えさせられます。


軍艦島だ～！、廃墟だワ～イ！だけではない世界です。
その重たさは実感しなくてはなりません。


詳しく知りたい方は、こちらのシンポジウムもありでしょう。

お知らせしておきます。





興味がある方はぜひここでご検証ください。



さすれば私は本日よりささやかなデイリーワインで思いを
馳せます・・・。ちょっと気が重いですよね。