魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

価格当てブラインド

2009年12月21日 | ワイン ~2019年
毎年のことなのですが、あるお客様から「価格当てブラインド」を
したいので、選んでください。という注文をいただく。


千円以内、千円台後半、三千円ちょっと・・・

この3種にしていただきたいと。


毎年難しいみたいで、正解者が少ないらしいので、今年は思い
切って、同じ傾向のものにしてみた。
(ちなみにワインを普段飲まない一般の方の参加も多い。)


千円以内・・・・・当店で一番軽いイタリアンの赤
千円台後半・・・・・ブルゴーニュ・パストゥグラン(M・ミュヌレ)
三千円ちょっと・・・・・ショレ・レ・ボーヌ(トロ・ボー、これ旨い)


いかがでしょう?


きっと参加者の皆さん、正解出して、今頃良い夢見られている
ことでしょうか。
また、これをお読みのみなさま、ブラインドで価格順に当てられ
そうでしょうか?


しきゃーし、もしも私が参加して、自分で選んだワインを
見事にはずしたら・・・・・

そう思うと怖くて眠れませんよね。 エッマサカー!




ゼイゼイ・・・そんな恐怖は置いておいて、


千円以内をこのワインにしても良かったかなと思い
ながらの試飲です。



2007 クロスター ピノ・ノワール
  (独、ピノ種、赤、千円未満、写真は2006年もの)


色がかなりうすいです。ロゼに近いくらい。


香りはフランボワーズ、オレンジピール、オレンジリキュール
熟した果実中心の軽い香りです。


味わいはやはり軽い。酸は軽く、タンニンはもっと軽い。
うすいけど旨味は乗っています。
疲れないのは良いけど、単調といえばそうでしょうか。
でも美味しいですよ。

アリとは思うけど・・・・・やはり単純、飽きてくるかな~
なーんていろいろと考えてしまいます。




お正月もテレビで「格付けチェック」でのワイン当て、多分
あるんでしょうねぇ。見て勉強しましょうか。

自分でもはずすのは分かっていてもブラインドは大好きなん
です。真剣に飲むので勉強になるんですよー。

コメント
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