魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

賛否両論、ふにゃ~なビオ

2009年12月28日 | ワイン ~2019年
見事な浅田真央ちゃんの演技に酔いしれ、興奮しました。

やっぱり彼女はものが違うな~。


キム・ヨナ選手も素晴らしいフィギュアスケーターであるの
でしょうが、浅田真央選手は確実にものが違いますね~。


つまらない審査ルールの影響で最近負けたりもしますが、
真央ちゃんは伝説のスケーターでしょう。
今の妙な審査基準は彼女を潰すために作られた?とも言え
かねないほど変なところがあります。早くやめるべきです。

稀代の天才スケーターを称え、残していくために、良い環境
を作ってあげたい気持ちがしますよね~。

目の当たりにリアルタイムでこの天才を見られる瞬間を、
心に刻んでおきましょう。


もちろんミキティーや鈴木選手にも思いっきり羽ばたいて
活躍してもらいたいと思います。
(個人的には昔から安藤選手のファンです)


さて、美しくも過酷で厳しい代表争いのあとの試飲です。




2008 クロス・ロヘン(ボデガス・ビニョードス・ポンセ)
  (スペイン、ボバル種、赤、千円台半ば)


イチゴ、プラム、スミレ、ヴァイオレット、ちょっとだけ土や
スパイスもしますが明るめの香りです。

味わいは透明感のある果実味、すっきりして骨格がなく、
ふにゃふにゃした後に、若いのでタンニンはあるのですが、
愛らしくキュッと締める程度です。

あまりの骨格のなさにちょっと情けなくなったので、
飲みながら(このワインのことは全く知らなくて)、「きっと
ビオだからだよ」と私が話しました。

すると、家内は言いました。

「こんなふにゃ~しか飲めないんだったらビオはいらない!!!」


なんと、ですか~!



なるほど、そうかもです。


ビオがこんなヘナチョコばかりだったら・・・その気持ち分かりますね。

このワインはまったく将来性を感じなくて、(たとえあったとしても
試してみたい気になれない)今のジューシーさを味わうワインでしょう。

もちろん今は美味しく飲めますけど。

ボジョレー・ヌーヴォーとどう違うんだ?って感じを持ちました。

こんなワインばかり飲んでいたら私も「ビオ反対派」になるかも
しれません。


軟弱で、ググッとくるポテンシャル、パワー、魂が弱いんです。
芯のないやつは嫌いなんですよ。どっちつかずですしね。

あらためてビオ(自然派)偏重主義のツケを感じてしまいます。


スペインはもっとたくましく、パワーと芯、確固たる主張を
持っていて欲しい!と思いました。

コメント
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