魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

輸入元が来店

2010年02月05日 | ワイン ~2020年
熱心な輸入元の営業の方が来店され早速試飲をしました。


いつもながら頭が下がります。
うちみたいな、えー加減なワインバカのお店にまで、わざわざ足を
運んで下さるのですからねえ。

しかしこれもチャンス。ひとつでも多くのワインを試飲できることは
きっと何がしかのプラスになる! といつも思います。


さてと、いきましょう。


1 2009 フェスティヴォ トロンテス
 (アルゼンチン、トロンテス種、白、千円台前半)

 芳香剤っぽい香りがトロンテス種の特有のものでもありますが、
賑わいがあります。クリーンで良い出来です。しかしうちには
他メーカーの同じワインがあるので、どっちが良いかな・・・?



2 2008 フェスティヴォ マルベック
 (アルゼンチン、マルベック種、赤、千円台前半)

やっぱり「男は黙ってマルベック」だな。
私はマルベックのワインを飲むと思考停止状態になります。
グダグダ言わずに黙って飲む。ぷはーと飲む。いいぞ。


3 2005 トスカール クリアンサ
 (スペイン、モナストレル種、赤、千円台前半)

明るい色に、ローストした風味、芯があるのに軽め。明るい。
疲れなくてよい。しかし、もともとこのワインは前のヴィンテージは
取り扱っていましたが、結構軽めになっていたので驚き。
良いのか悪いのか・・・?



そして、






4 2004 ロス 800
 (スペイン、グルナッシュ、カリニャン種など、赤、2千円程度)

揮発性の香りがプンプン、生き生きとした香り、いいぞ。
ウェイト感、ローストの風味しっかりしていそうで濃度がいまいち
どこか弱い。エレガントささえある。でも本日の一番。パーカー89点
で90点行かないのはその微妙な弱さだろうか。それにしてもパーカー
も甘くなったもんだなあ、なーんて笑いながら話しました。


5 2007 プティット フルール
 (アルゼンチン、マルベック、CS種など、赤、2千円ちょっと)

ちょっと複雑な香り。マルベックにカベルネの華やぎ感。
革、黒土、ブラックチョコなどの風味に力強いタンニン。美味しい。
しかし男は黙って・・・・・でもちょっと暗め?


まあこんな感じでした。


この輸入元の試飲会も来月あるのですが、それも楽しみです。

ワインバカの私には、いろんなワインが通り過ぎて行くわけですが、
ひとつひとつがきっとささやかな幸せなのだと思います。
造ってくれた方、紹介してくれた方、ありがとうございます。


コメント
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