魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

7070(なおなお)会(長文)

2010年02月22日 | ワイン ~2020年
こんな人通りの多い中心街、浜の町はホント久しぶりです。

さすが「ランタンフェスティバル」です。週末なので最高潮の
盛り上がりでしょう。





そんな中を、かき分け、かき分け・・・・・

やはり美味しいワインにたどり着くには、困難を乗り越え
なければならないのです。 えっ?!


会場は「プレジール・ド・ヴァン」でした。


宮崎より鉄人なおなおさん、Oさんが来崎され、迎え撃つのも
2回目? 参加者は6名でした。
(なおなおさんはこのブログとリンクしております)








1 NV クリスチャン・エティエンヌ(シャンパーニュ)
 エレガントです。コクもありさわやかにスタート。


2 2003 サン・ロマン(シャソルネイ)
 ビオの造り手なので酵母感があります。柔らかでちょっとぬめっと
したイメージ。


3 2001 ムルソー(コント・ラフォン)
 果実味よりも酸の方がやや強め。このあたりはヴィンテージ的弱さ
かも?なんて話しながらも、さすがの素晴らしさ。もう滅多に
ラフォンは飲めなくなりました。


4 2007 ぺインター・ブリッジ Zin(USA)
 ブラインドでこれな何?って言われました。直感でオーストラリア?
なんて感じました。しかも品種もうすいシラーか?と。で、USAの
サンジョヴェーゼなんて答えてしまい、見事に撃沈。

ひと言言い訳しましょう。薄軽いZinは私は採用しないのです。
Zinである必要性がないからです。

えっ・・・と苦しい言い訳はこれくらいにして・・・と、

つぎー。



5 1979 Ch.モンローズ
 ドボルドー的香りです。杉、シガー、井戸のコケ、エンピツの芯など。
79年という弱い年で果実味は細いですが、風味はしっかりしていました。
「モンロー宣言」をしようかと思いましたが、やはり他のも飲みたい。


#「モンロー宣言」とは、他に干渉お互いしないという誓いです。
つまり「私はモンローズだけを飲むのでたっぷり飲ませてね、そのかわ
り他のワインには口を付けませんから」ということです。


6 1998 シャルム・シャンベルタン(アルマン・ルソー)
 若いです。張りのあるフルーツ、スパイシー。ボディは軽めだが
さすがに特級だからか滋味深さがあります。



さて、場所を「アンペキャブル」に移しまして2次会です。





7 2003 ポマール(フィリップ・パカレ)
 ビオ。色が濁っています。そして酵母感、しっかりとした酸。


8 1996 ラビットリッジ アヴェンテュラ(USA)
 生き生きとしたベリー香。明るく楽しくなるフルーツ。明るく快活。
やや軽めだが旨味も乗っている。実はかなり希少です。


9 1996 ロバート・モンダヴィ CS リザーヴ(USA)
 まるでボルドーのような風味。ただ、甘さのタイプがややボルドー
のそれとは違う気がするが、素晴らしい。USAはもっと寝かせてから
しっかりと評価すべきだ。かなり評価は高くなるはず。


10 2006 Rindo(USA、ケンゾー・エステート)
 エイブリューとハイジ・バレットが造っているので驚き。
若く明るく密度があるが、重くはなく親しみやすい。
ウマーーー!


しかし相変わらず宮崎勢は強く、それでも長崎勢も頑張って
太刀打ちしましたが、やはり酒豪でした。

素晴らしいワイン、楽しい方々との時間、良いですよね。
感謝いたします。


なおなおさんご夫妻、Oさんのご健康を願っております。

コメント (2)
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