魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

Zinfandelで酔って吠える!

2010年03月16日 | ワイン ~2020年
おいおい、今日はこんな記事。


新たなピノ一族誕生!(クリック)



なーんとラクダさんが仲間になりましたよー。


そんなピノの日ですが、飲んでいるのはピノでなく、
Zinだったりします。



2008 セゲシオ Zinfandel ソノマ・カウンティー
  (USA、ジンファンデル種、赤、3千円台前半)


久しぶりのがっつりズィン、Zinfandelの世界です。


開けたては突き刺すような甘い焼き菓子やバニラの香りが
湧き上がるようにおこります。フルーツジャムや生クリーム、
キャラメルなど、「らしい」香りです。


味わいは濃厚で、スパイシー、そして何といっても甘さと
充実感でしょう。
「ペッパーステーキ食べて~!」ってワインの方からのささやき
が聞こえます。


「かなり美味しい!!」とは思いますが、ひとつだけ心配なこと。

このやや甘みの強いワインを最後まで飲み続けられるかどうか?
ということです。


私は個人的に全く問題なく、ぐんぐんといけますが、中には甘い!
とか、ちょっとケバい!とか感じる方もいらっしゃることでしょう。


まさにスコッチ派の方にバーボンをお奨めするみたいな話になります。


「どっちも好きですよ」とは言ってもらいたいところですが、
こればかりは分かりませんものねぇ。


ただ、この手のワインはアルコール度数が高めで、これも15.5%
あります。(普通は13度前後)


ニューワールドが苦手な方はすぐにアルコール度数は何度?
なんて聞いてくる場合があります。



・・・・・ぶっちゃけて言いますよ。


ちょっとくらい高めでもガツンと飲めよ!

それがイヤなら、そんなへなちょこ野郎は・・・・・

赤ワインなんてやめちまえ!!!


最近流行りの「うす旨」とか(まっリアルワインガイド誌や自然派偏重
の人達だなぁ、これが)スピリッツがないぜ!と思います。

たまには男らしくガツンと、ドーンとこんかい!

とも思います。何せ今は酔っているので吠えてるラリラリです。


若さと冒険心がある方は、少々のアルコール感やニューワールドゆえの
風味に動じてはいけません。ガツンと向かって行きましょう。


・・・ということで、Zinfandelに酔うと、こんなこと言いだしたりします。


追記:ピノを飲むとピノの心境になる多重人格舌です。よろしく。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする