我が家にひとつ区切りがありました。
子どもが進学で出て行きました。今日は引っ越しだったのです。
ひとつの家族の形態として、これもひとつの熟成なのでしょうか。
少し淋しくなった我が家。妙に空間が広く、天井も高く感じます。
そんな今宵はこれいきましょう。
滅多にない蔵出しのバックヴィンテージが入荷しました。
私の大好きな造り手「ベルトラン・アンブロワーズ」ですよ。
2001 ブルゴーニュ ルージュ(アンブロワーズ)
(仏、ブルゴーニュ地区、ピノ種、赤、2千円程度)
熟してきたやや薄めの色をしています。
香りはスーボワ(森の下草や枯葉)、赤茶けた土、キノコ、獣臭、
ハム、軽くスパイス、イチゴやフランボワーズなど。
味わいは熟して落ち着いた果実味が優しく、しんみりと入って
きます。単純に熟した、とか枯れたとかの味わいではなく、その
中に凛としたチェリーやイチゴ、つまり若々しいベリーの片りんが
残っています。
2001年という、うすく、不遇な年にもかかわらず、輪郭がしっかり
焦点がぼけないところは見事な造りと酸のお陰でしょう。
時間が経って開いてくると、ますます旨さが出てきて、落ち着いた
幸せをじんわりと感じることが出来ます。
やはりこの造り手は年を重ねても美味しいことを証明してくれました。
試飲会で飲む時もこの造り手はモダンで輪郭と果実味が生き生きと
して「さすが!」といつも思っています。
普通の「ブルゴーニュラベル」ましてや「V.V」(ヴィエイユ・
ヴィーニュ)でもない一番下のクラス、しかもハズレ年でこれだけ
いけているのですから、もっと上のクラスをお持ちなら「何をか
言わんや」でしょう。05年とかお持ちの方は10年くらい寝かせても
いけることでしょう。
これから先も思いっきりアンブロワーズを買ってご紹介していき
たいと思います。
しみじみと、しんみりと味わうには本当に素敵なワインですよ。
子どもが進学で出て行きました。今日は引っ越しだったのです。
ひとつの家族の形態として、これもひとつの熟成なのでしょうか。
少し淋しくなった我が家。妙に空間が広く、天井も高く感じます。
そんな今宵はこれいきましょう。
滅多にない蔵出しのバックヴィンテージが入荷しました。
私の大好きな造り手「ベルトラン・アンブロワーズ」ですよ。
2001 ブルゴーニュ ルージュ(アンブロワーズ)
(仏、ブルゴーニュ地区、ピノ種、赤、2千円程度)
熟してきたやや薄めの色をしています。
香りはスーボワ(森の下草や枯葉)、赤茶けた土、キノコ、獣臭、
ハム、軽くスパイス、イチゴやフランボワーズなど。
味わいは熟して落ち着いた果実味が優しく、しんみりと入って
きます。単純に熟した、とか枯れたとかの味わいではなく、その
中に凛としたチェリーやイチゴ、つまり若々しいベリーの片りんが
残っています。
2001年という、うすく、不遇な年にもかかわらず、輪郭がしっかり
焦点がぼけないところは見事な造りと酸のお陰でしょう。
時間が経って開いてくると、ますます旨さが出てきて、落ち着いた
幸せをじんわりと感じることが出来ます。
やはりこの造り手は年を重ねても美味しいことを証明してくれました。
試飲会で飲む時もこの造り手はモダンで輪郭と果実味が生き生きと
して「さすが!」といつも思っています。
普通の「ブルゴーニュラベル」ましてや「V.V」(ヴィエイユ・
ヴィーニュ)でもない一番下のクラス、しかもハズレ年でこれだけ
いけているのですから、もっと上のクラスをお持ちなら「何をか
言わんや」でしょう。05年とかお持ちの方は10年くらい寝かせても
いけることでしょう。
これから先も思いっきりアンブロワーズを買ってご紹介していき
たいと思います。
しみじみと、しんみりと味わうには本当に素敵なワインですよ。