魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

連休の〆はブルで

2010年03月23日 | ワイン ~2020年
みなさま、連休はしっかりと満喫されましたでしょうか?


私もしっかりと休みましたので、本日から元気いっぱい頑張って
まいります。


今週~来週、月末月始めは新入荷が相次ぎます。


マニアックなものも多いのですが、ぼちぼちとご紹介もして
いきたいと思います。




さてと今宵の試飲はこれ。


2007 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(ショ-ヴネ・ショパン)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、2千円台)


ジャミーなイチゴやフランボワーズ、セルロイド、濡れミルク雑巾
など香ります。


味わいは極めて柔らかい、ミルクのようなタッチ。しなやかで優しく
入って来ます。厚みに関しては弱いですが、どうだろう?1992年の
ようにビューティフルなブルゴーニュになれるのだろうか???

エキス分がちょっと不足気味な感じはありますが、ここ2~3年は
美味しく飲めると思います。この優しさは新しくリリースされたワイン
にはなかなか感じることのできないものです。


時間が経ってからですが、中心に花の蜜のような甘美さ、伸びやかさが
あります。力強いエキス分とまではい言いませんが、優しさとの
バランスがこのワインの命でしょうか。


2007年は確かに偉大な年ではないでしょう。
しかし寿命は短いのを分かった上で大いに楽しもうではありませんか。
案外、というか個人的には予想よりは悪くない、楽しめるワインの
様な気もします。これからいくつも飲んで探りたいと思います。

コメント
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