魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

世の中には恐ろしいワインがある。

2010年12月18日 | ワイン ~2019年
今日の試飲はこれだ。


なーんちゃってワイン。


KAGOME製のノンアルコールワインだ。

ノンアルコールだから正式にはワインとは名乗れない。

つまりボトルにはワインの表示はない。
3倍濃縮タイプで果汁10%未満とは「偽善的になかなか」では
ないだろうか。






白のシャルドネは甘い!かなり甘い!

味わいはマスカット(伊のモスカートダスティ)を思わせる風味。


これってシャルドネ~???



次は赤。

カベルネ・ソーヴィニヨン(赤)の方もぶっちゃけマスカットベリーA
みたいな感じで、やはり甘い。

果実味は薄くてただ、糖度だけが妙に多く感じてしまう。


上辺だけの張りぼてワインだということが分かりますね。


「業務用」と書いてありますが、こんなのでぼられた日にゃ・・・
やってられないでしょう。


まあ、人生うわべだけのものにどれくらい騙されているかは分かり
ませんが、せめてワインくらいは本物志向でいきましょうよ。

なーんちゃってワインよりも本物のワインの方が、得られるものが
かなり多くあります。
そこだけは心に留めていただきたいと思います。


コメント
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